この絵本との出会いは、ちょっと変わっているというか、かなり劇的でした!
私も子どもたちも大好きな絵本に『いえでだブヒブヒ』(柳生まち子 作)というのがあるのですが・・・こぶたくんたち(=三きょうだい)が、家出の準備をするシーン(=子ども部屋)に、数冊の絵本が置かれています。
その中の1冊に、どこかで見たことがあるのに、何の絵本だかわからない、気になってしょうがないものがありました!
家中の絵本関連本を眺めたり、図書館を隈なく探しても、見つからず、とうとう司書さんにまで調べてもらって・・・やっと見つかったのがこの『しらゆきひめと七人の小人たち』だったのです!
さて、『しらゆきひめ』は、子どもの頃から、誰もが親しんだ、よく知ってるお話だと思いますが、こうやって、ちゃんとした(ディズニーなどのアニメ絵本ではなく)絵本で読むのは、はじめてかもしれません!!
絵本というよりは、白黒の挿絵が入った童話といった方がいいかもしれません。
長い童話を、次女が飽きずに聞いてくれるだろうか?!ちょっと不安でしたが・・・ディズニープリンセスに憧れているのもあって、とても喜んで聞いてくれました♪
原作に近いと思われるこのストーリー。
物売りに化けたおきさきが、売りにくるのは、毒りんごばかりではありません!!
毒りんごの前に、かざりひもや金のくしを売りに来て、二度も失敗してるとは!
これにはビックリ!しらゆきひめも、三度も騙されるなんて!けっこう間抜け?!いや、それだけ純真だったのでしょう(苦笑)。
でも、こういう繰り返し・・・子どもって好きですよね?!
しばらくの間、私と次女の間で、しらゆきひめごっこが流行ったのは言うまでもありません(爆)。
しらゆきひめが生き返るのも、王子様とキスをするんだとばっかり思ってましたが・・・???
けっこう、残酷なラストも、さらりと語られていて、かえって、子ども心に、「悪いおきさきはもう来ないんだ!」と安心するようです。(生半可、改心したりする、中途半端な終わり方よりいいのかもしれませんね?!)