「ゆかいにひろがることば絵本」 みんなの声

比較や考え方によって、見え方が変わってくる、様々なもの。
「大きい小さい」、「きれい汚い」、「やさしい難しい」、「明るい暗い」…。
五味太郎さんの頭の柔らかさには追いつけませんが、考え方の体操で、頭をほぐされているように思いました。
頭の固い人にお薦めです。

２才の子供と一緒に見ましたが、大きくなってからでも楽しめそうだと思います。
「おおきい」「ちいさい」のように、反対言葉の絵本です。
単純で面白かったです。
「あかるい　しごと」「くらい　しごと」など、絵を見てわかることもあるので、ゆっくりページをめくっていました。

五味さんの大ファンなのでこの本を購入しました。２歳の孫にはちょっと早かったかな？と思いつつ、でも言葉をたくさん吸収してくれたらいいなと言う願いも込めて。孫はイラストに夢中！とても気に入ったようで、こちらも買ってよかったな、と思いました。孫はまだ字が読めないので絵から様子を判断して比べて楽しそうに見ています。

「おおきい」⇔「ちいさい」
「きれい」⇔「きたない」などのそれぞれ反対言葉の形容詞を
五味さんの楽しくてカラフルなイラストで
とても分かりやすく紹介してくれています。
随所に仕掛けを入れてパズルのように細かく説明してくれたり
子どもたちが肩肘張らずに楽しめる感じがします。
あとがきで五味さん自身がおっしゃっていますが
「良い」と「悪い」は他に修飾語を使って説明しないと分かりにくかったりして　かなり難しく難のある形容詞なのだと
大人の私にも再認識させてくれました。
８歳の娘も絵を見ながら「あ、そうか！」と意味の深さに気付いたり
なかなか考えさせられるステキな絵本だと思いました。