「ゴリラのジャングルジム」 みんなの声

こどものゴリラがたのしそうに
大きな大きなゴリラをまさにジャングルジムみたいに
登ったり下りたり
ぶら下がったりしてる姿が
我が家の休日に布団の上でパパと遊んでいる姿と
重なりほほえましくなりました。

先日上野動物園に行きました。
多くの動物が絶滅の危機に直面しているというのです。
あまりに無関心だったことに
親子で衝撃を受けました。
ゴリラやトラたちが
いつまでも一緒に地球上にいられるように子供たちと考えていくきっかけになりました。
そんな直後に読んだ絵本だっただけにかわいさがしみました。

声に出して読むととても気持ちよくて楽しいです。
ゴリラはとても愛情深い動物だそうですが、
この絵本からもそれがよく伝わってきます。
ゴリラにとっても地球の生物たちにとっても
「明日がいい日になりますように」と願わずにはいられません。

森の王様ゴリラ・ジャングルジムのお話です。

タムとトムはなんでもジャングルジムの真似をしてみます。
ジャングルジムが眠ってしまっても、必ず側にいては身体に触れて遊んでいます。
それはきっと慕っている証拠なんだろうなぁと思いました。

ジャングルジムに見守られながら、愛情をいっぱいもらっているタム、トム、ボブ、ビブ、ベブ。
ゴリラの生活ってこんな感じなのかなぁと思いました。

そして、なんとも変わった名前が面白くていいなと思いました。
温かい目線で描かれている絵本です。

デコパージュなのでしょうか・・・
ゴリラの動きが、いきいきしていて、
ゴリラパパのジャングルジムと息子たち、とても愛くるしいです。
２歳の下の子が喜ぶかなと思ったけど、
４歳の上の子が「おもしろい」と好んでます。

読んでいて、ほんわかした気持ちになる絵本です。

この絵本を読む前、『ジャングルジム』は、遊具の『ジャングルジム』のことかな〜？っておもっていたのですが・・・
ゴリラの名前だったんですね〜。

おとうさんゴリラと遊ぶ子どもゴリラを見て、息子は、
『これが自分で、こっちが妹だね〜！！』と言って、自分や家族に置き換えて絵本を見ていました。

ゴリラが主人公の本に初めて出会いました。ジャングルのゴリラの群れの生活が見えてきます。優しいボスのジャングルジムに見守られて、子供ゴリラたちも成長していくのですね。ジャングルジムの本もあるようなので、今度探してみるつもりです。

くりくりとした表情が魅力的なゴリラのジャングルジム。
ジャングルの中の気取らない自然な一日を描いた作品です。
私が注目して欲しいのは、ゴリラたちの手です。
すごくゴリラらしいの！
このゴリラたちも、今は絶滅の危機にひんしているんですって。
この絵本を読んだ子供達が、少しでも自然や動物を大切に想って成長してくれることを望みます。