「みどりのネコとあかいワニ」 みんなの声

めずらしい緑色のねこ。ねこは自分が緑という色にこだわっていた。なんで自分は緑なんだろう・・・同じ色の友達を探しに行こう！と思い立ち探してみるものの、見つかりません。それどころか嫌がられてしまい、落ち込みます。そんな時に赤いワニに出会います。ワニは自分が赤い色だという事に全くこだわっていません。そんな２匹が友達になり、ネコは大切な事に気づくのです。ワニの考えにドキっとさせられました。「自分は自分！！」思っててもついつい周りを見がち。子供達にも伝えていきたい教訓です。

みんなと同じじゃない事で、からかわれて友だちが出来ないネコ。
みんなと同じじゃなくても、自分は自分と思っているワニ。
ふたりが友だちになるっておはなしです。
ちいさな子どもにはいいのかもしれないけれど、あまりに文章が単純で、
友だちになる過程にふかみがないです。
まわりのネコたちが、二人を見ても、変な色とは思わなくなるところも、
説得力がないです。
ちょっと残念な思いがします。

　ミドリのネコは、普通の色のネコが羨ましかった。でも、途中で出会った赤いワニ君は、自分の色が普通じゃなくても平気でした。
　色が違っても、友達は出来るって事を教えてくれました。
　人種もそうだけれど、性格が違っても友達になれる事も教えてくれたように思います。
　読む人によって、色んなとらえ方が出来る本だと思います。