主人公の少女はノラです。
ノラをお茶会に招待してくれたのは近所の「がちょう」さんです。
そして、タイトルにもなっている「ベンジ―」とは、がちょうさんちの隣の大きなひつじでした!!
このベンジ―が、やることなすとこ笑いを誘います。あまりにも体が大きすぎるせいで!
世界観が「バムケロ」シリーズに似ています。
(「バムケロ」ではケロちゃんがそういうお笑いでいったら「ボケ」役ですもんね)
役柄だけでなく、ノラの周りには、どう見てもぬいぐるみやお人形だろうなというキャラクターが一緒にいるんですよ〜。とても面白い世界です。
最後の最後にベンジ―は、お隣のご主人から毛を刈られてしまうのですが、毛を刈り取られた後のベンジ―のほっそりとした体つきといったらなかったです。
読みやすくて、楽しいお話です。いろんな子ども達に読んでほしいです。内容的には4,5歳くらいから小学校中学年くらいまで聞けると思います。