ぼうしが大好きなこぶたくんのお話でした。表紙をめくると100個以上のぼうしが描かれていて、見てるだけでも楽しいです。息子も面白いぼうしを見つけては喜んでいました。
このこぶたくんのお母さんは、ぼうしばかりで遊ぶ息子の姿が心配でたまらないようですが、気持ちも分かります。ほかにもいろんなことに興味をもってほしいと願ったり、もっと他にやるべきことあるでしょと言いたくなったり、もっともだと思います。
けれど、こぶたくんはちゃんと大好きなぼうしをとおして、いろんなことを学んでいました。子どもの「大好き」の気持ちは尊重してあげないといけないなと親の私が学びました。
最後に新しいぼうしを用意して待ってくれているお母さんぶたのやさしさに、あったかい気持ちになりました。