『くまのアーネストおじさん』シリーズは少し前にはまりましたが、その時は大型絵本バージョンばかり目にしていて、この普通よりやや小さめサイズのりシーズに気が付きませんでした。
同じシリーズの、同じ出版社、同じ訳者なのに、本の大きさが違うってこともあるんですね。
セレスティーヌはすっかり大きくなって!(人間で言ったら小学校低学年くらいかな?)
好奇心はあるようですが、かなりの怖がりになっていました。
もう少し小さいころの方が、行動が大胆だったような気がします。
もしかしたら、ただの高所恐怖症かもしれませんが(^^)
セレスティーヌと友達(?)になったロドルフが上ったマンションの屋根の上の風景が、いかにもヨーロッパだなぁって思いました。
洗濯物がたなびいているところとか、
屋根の上に上がっていく階段の作りとか、昔見た名作洋画のワンシーンに登場するような背景で楽しめました。
依然何作か読んだ『アーネストおじさん』のシリーズより、
こちらの小さいサイズのシリーズの方がやや最近書かれているようです。(邦訳が遅かっただけかもしれませんけど)
小さくなった分、文章も簡潔で、ストーリーもある日常の1コマを描いた単純な内容になっているので、個人的には読みやすく感じました。