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おじいさんの机」 みんなの声

おじいさんの机 作:立松 和平
絵:鈴木 まもる
出版社:河出書房新社
税込価格:\1,602
発行日:1997年
ISBN:9784309730639
評価スコア 4.57
評価ランキング 5,905
みんなの声 総数 6
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  • つながる山のいのちたち

    家族で町に移り住むときに、ひとり田舎に残ったおじいさん。
    そのおじいさんが一人っ子の寛太に不思議な机を送ってきました。
    引出には不思議な世界が入っています。
    おじいさんの住んでいる田舎の風景。
    田んぼが田植えからお米になるまでの不思議。
    寛太とおじいさんの世界が、寛太を育ててくれました。

    机の引き出しの中の風景。
    幻想的で概念的で土着的。
    立松和平さんならではのお話でした。
    寛太が小学校2年生になったとき、おじいさんとの秘密は終わりを告げますが、おじいさんと会えなくなるのは、良いことなのでしょうか。

    投稿日:2012/06/05

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  • おじいさんと孫&田んぼと四季の素晴らしさ

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子20歳

    鈴木まもる氏の絵にしては
    後ろ向きで、なんとなく淋しい感じだな・・・
    あら?
    立松さんの文ではありませんか・・・

    カバーの文章の冒頭
    「米は一粒地と粒が命です」
    \(◎o◎)/!
    机と米?はて???

    設定がおじいさんを田舎に残して
    おとうさんの仕事の都合で
    大都会に引っ越してきた
    男の子のおはなし

    1年間限定の不思議な引き出しの机が
    届けられます
    ドラえもん(^^ゞを想像してはいけません(^^ゞ

    限定というのが、まずポイント

    寛太くんのおじいさんに対する気持ちは
    裏返せば
    大都会に馴染めない子どもの心情でもあるような気がします
    お互いを思いやる気持ちともいえます

    農作業の1年間が、引き出しの中から
    広がり
    現実なのか夢なのか

    でも、おじいさんからは
    農作業をとおして
    まきでわかしたお風呂の中で
    大切な言葉を聞いています

    田んぼの中の小さな生き物に対する
    「いとおしく」思う気持ちが
    寛太くんにも繋がるようです

    黄金の稲が全面に出てきたり
    四季の様子が素晴らしく

    不思議な力がなくっても
    成長した寛太くんと寄り添う机に
    安堵感でした

    素敵な絵本です
    是非、読んでみてください

    投稿日:2012/02/24

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  • 秘密の机

    主人公は○年生ということを一つのポイントとして絵本を読む時に探しています。

    この本の主人公の寛太は一年生。小さな村から引っ越して大都会へやって来ました。小さな村に住む祖父のことが気になって仕方がありません。

    寛太の元に届いたのはおじさんからの机。その机には秘密があり、引き出しを開けると田舎の風景が広がるのです。

    引き出しを開けるとある風景が広がるというのは『みるなのくら』を彷彿とさせます。

    寛太の心細い気持ちだけでなく、そこに植物の命の大切さやおじいさんのメッセージ、子どもの自立などを盛り込んであるのは立松さんらしいなあと思いました。

    主人公は一年生ですが、内容やメッセージ性を考えると高学年以上の方が受け取りやすいかなと思います。

    こがね色の海のような実った田んぼの風景がきれいでした。震災後、思うようになったのは、田んぼの風景の美しさです。

    何気なく今まで見てきた風景ですが、日本人の命をつないできた大切な食料、食料自給率が低い日本の中にあって米だけは自給率100%に近いことを思うと、この風景も含めて大切なお米を守っていきたいという気持ちになりました。

    投稿日:2012/02/04

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  • ふしぎなお話です

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    知らない土地に引越しをするのは、大人だって不安です。
    寛太は大好きなおじいちゃんと別れることになってので、
    寂しかったと思います。

    おじいさんが送ってくれた机は、引き出しを開けると、おじいさんの田んぼがあるのです。
    寛太は1年間、この引き出しの中から、おじいちゃんの田んぼにいって、
    おじいちゃんからたくさんのことを教わります。

    田んぼを守ることは、稲を育てるだけでなく、そこにすむ生き物も守ることなのですね。
    たくさんの命を守りながら、稲は大きくなるのです。
    稲の花は、とても儚いけれど、たくさんの命を生み出します。
    本当に強い命です。
    その命に感謝して生きていかなければなりません。

    寛太にとってこの1年は、これから先の人生に大きな糧となったことでしょう。
    これを読んだ子どもたちの心にも、きっと残ると思います。

    投稿日:2007/09/19

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  • 寂しさ癒す‘ひみつ’が米?!

    今春、転勤でこらちに越してきた。1年早いけど、環境変化に伴い息子に机を購入してあげた。息子が机に向かっている姿が、表紙の男の子に似ていたので、思わず本を手にした私。
    おじいさんから頂いたお古の机。単なる贈物じゃなくて、引き出しには1年限定の‘ひみつ’が入っていました。
    主人公の寛太君もやはり、息子と一緒で、転勤で引越しをしたのです。息子との大きな違いは、大好きなおじいちゃんを置いてきてしまったこと。
    お話には、息子とダブル部分が多くて、すんなり入れて行きました。
    読み聞かせがすすんでいくうちに、机の引き出しの‘ひみつ’には、季節の変化があることに息子が気付きました。
    しかし、おじいさんがいない寂しさを癒す‘ひみつ’が、米に繋がるなんて、まだまだ年長息子には、首を傾げていました。
    お話の全体としては、じ〜んと来てしまいましたが、奥深い?のかも知れません。

    投稿日:2004/11/11

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  • 黄金色の海

     机の引き出しを開けると、懐かしい風景が広がっている。ふるさとの風景。水をたたえた田んぼ。満天の星空。緑のじゅうたん。頭を垂れた、黄金色の稲穂の海。
     ココロの原風景を思い出すように、寛太は、引き出しを開ける。だけど、おじいさんは、本当に会いたいときだけ、引きだしを開けなさいという。がまんをするたび大人になってゆくような。
     べつに、我慢する必要はない気がするけどね。引き出しには、本当に大切なものを入れておいて、いつでも開けて思い出して、自分の元気にすればいいと思う。
     子供には何を話そうかなー。お米の一生?

    投稿日:2004/10/22

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