人食い鬼の子どもなんですが・・人間を食べた事はないし、鬼でいることがなんにもおもしろくない。
本を読んでみたいと思っているオニの子。
でも・・本を読むには学校に行かないと字が分らない。これで人間の世界に遊びに行くのはよくあるお話で多分オニである事を隠していくのが多いのに、この絵本は堂々とオニのお父さんが乗り込んで仲良くしないと食べちゃうぞ!と脅すところがすごくおもしろいです。
これでこどもたちはグッとひきつけられました。
オニの子が本読みを練習するのを聞いておとうさん、おかあさんのオニがお話を楽しみにするところもまたおもしろいです。
料理の本を読んで聞かせたら美味しい料理が出来ていたところはびっくりでした。
学校の宿題で本読みがある子ども達にはすごく興味がもてるようでした。
最後のおちが人食い鬼らしくまたおもしろかったです。
どんな怖い人でも友達になってしまえば・・いいんだ!
学校って友達もできるし勉強もできる・・楽しいところなんだよ!って
感じました。