実験対決シリーズの2巻です。
あかつき小の実験クラブの子どもたちが、他校との実験対決をしながら、ストーリーが展開します。
今回は、力にまつわる対決です。
慣性の法則、作用・反作用の法則、運動方程式のニュートン力学や、摩擦力の原理や運動エネルギーと位置エネルギー、万有引力など、力にまつわる科学理論が子どもたちの実験により、わかりやすく説明されています。
飛行機が飛ぶ仕組みについては、子ども向けのほとんどの本が、
「揚力」のみで解説しているのに対し、
この本は、「揚力」と「作用・反作用の法則」の二つで解説しています。
個人的には、こちらのがわかりやすいと思います。
小1の息子は、実験対決シリーズを気に入って繰り返し読んでいます。
「飛行機は作用・反作用の法則で飛ぶんだよ」とか
「手をこすると温かくなるのは、運動エネルギーが熱エネルギーに変わるからだよ」などと日常的に科学の話をする子どもに育っています。
中学の理科、高校の物理が苦手だったお母さんも一緒に読んでみるとよいと思います。
自分も子供の頃にこの漫画を読んでおけば、
こんなに苦労しなかったのに、と思えるはずです。