2004年のイギリスの作品。
原題は、「Bedtimes stories for the very young」
文字通り、おやすみなさいの絵本といったところです。
物語は、全部で5つ挿入されています。
ですから、気分に合わせて選択出来るのもポイント。
気にいったのは、最後の「ねえ おはなしして」
ぼくが、ママにお話をせがむシーンで始まります。
やまね、ライオン、かめ、ふくろうが眠りにつくお話をするのですが、実際のぼくも眠りについたという物語。
この作品だけで充分な位ですが、どの作品も眠りをキーワードに描かれていて、外れがありません。
絵は、最近お気に入りのアツコ・モロズミさん。
イギリスのロイヤル・カレッジ・オブ・アーツで博物学のイラストレーションを修めた力量は、見る者を魅了することでしょう。
おやすみ前の絵本にしては、ちょっと大きめかなという気がしますが、いろんな使い方が出来る絵本として、オススメします。