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ここに登場する生きものたちは、「レッドデータ」(絶滅危惧種)どころか、実際に絶滅してしまった種です。 まだ生きていると、探している人たちもいますが、純粋な種族はたぶんこの地球上ではもう見ることが出来ません。 とても残念です。 そういう気持ちを堅苦しい文章の解説ではなく、 モノクロで動物たちを大きくページいっぱいに描くことで、私たち読者に投げかけてくれている気がしました。 この絵が、1つ1つ本当に素晴らしかったです! 忘却の向こう側の世界とでもいうのでしょうか。 ぜひぜひたくさんの子どもたちに読んでもらいたいですし、読み聞かせやブックトークなどで、紹介していただけたらいいな〜と、思います。小学校の高学年くらいから、中学・高校生の皆さんにお薦めです。
投稿日:2016/06/23
題名とシンプルな絵に惹かれて読んでみました。 ドードーと言えば、モーリシャス島に生息した絶滅した鳥のこと。 この話は、知っていたのですが、この本は、そんな絶滅した動物を集めたもの。 その発想が〇。 そして、その絵が何とも言えません。 倉科昌高さんは、カスタムペインターでMTBレーサーのヘルメットペイントを始め、現在はバケツやシャベルなどの日用品から建築の分野まで、ありとあらゆる立体物をベースにカスタムペイント作品を制作しているとありましたが、正にその感覚が満喫できるもの。 エアーブラシを使った絵と言えば分かりやすいでしょうか。 紙質も独特のもので、今までにない肌触りのものです。 絶滅した動物達を描くだけでなく、その言葉も心の琴線に触れるものが目白押し。 特に最後のページの言葉は、秀逸です。 「だけど いま せかいの どこを さがしてみても ちきゅうを ひっくりかえして さがしてみても いないんだ であえたはずの どうぶつたちが たしかに そこに いたはずなのに ぼくたちは であえたはずだったのに」 そして、最後に登場した動物の解説があります。 きっと、このページを見ると、誰しもが、もう一度動物達を確かめたくなって、最初からページをめくるに違いありません。 私が知っていたのは、 ドードー、日本オオカミ、タスマニアンタイガーだけ。 こんなにも多くの動物が絶滅したかと思うと、やりきれない気持ちになります。 ちょっと残念なのは、その絶滅の理由の記載がないこと。 乱獲によるのでしょうが、その理由もあると、子供心にも深く感じることができたのではないかと思います。 解説がもっと充実していたら、五ッ星にしていました。 小学生にオススメの作品です。
投稿日:2011/07/11
モノトーンで描かれた、ちょっと見慣れない動物たち。 そしてゆっくりと語りかける文章。 映像でいうと、ちょうど思い出の回想シーンのようなつくりです。 絶滅してしまった動物たちの姿を紹介しています。 親しみのない動物の姿とセンテンスの意味をとらえきれない息子は 「意味わかんない!つまんない・・」と不満気でした。 ところが、釘付けになったのが最後のページ。 それまで登場した10匹の動物の説明が書かれているのです。 ドードー インド洋のモーリシャス島に住んでいた飛べない鳥 ・・・・・1681年 地球からいなくなりました 「地球からいなくなりました」という表現が繰り返され、 なんとも言えない、いたたまれない気持ちになります。 そして、私と息子がとった行動はもう一度初めからページをめくること。 彼らが生きていた、存在していたということを確かめるために。 息子は「日本にオオカミがいたんだね。もう絶対見られないんだ・・」と。 読み返してこそ、心に深く刻まれる作品だと思います。 小学生くらいのお子さんにどうぞ。 動物と人間、自然環境、いろいろなことを一緒に考えることができる1冊です。
投稿日:2006/09/04
5歳の息子と読みました。モノトーンのほんわかしたイラストに「こんな動物、見たことない!」と興味津々で聞いていました。 終わりの見開きにそれぞれの動物の特徴や絶滅したことが書かれていたのですが、なぜいなくなってしまったのかは、どの動物も触れられていませんでした。そのため反応も、「ふ〜ん。かわいそうじゃね。」という程度でのものでした。おそらく意図的に書かれていないのだとは思うのですが、命の大切さを伝えるためには、人間のした罪をあえてストレートに乗せてしまってもいいのでは?と思いました。 もう少し息子が大きくなって、いろんなことを踏まえて考えることができるようになったとき、もう一度読んでみて、なぜ滅びてしまったのかを自分で考えてくれれば、と思います。
投稿日:2006/08/25
「ここにいるよ。」と帯に書かれた一言と、表紙のドードーの絵がとってもかわいくて、本屋さんで気になり手にとりました。 あたたかいタッチでモノトーンで描かれた動物たちの絵がかわいくって。最初は、出てくる動物たちがかわいいなぁとか思ってページをめくっていたけれど、そこに描かれているのは絶滅してしまった、私たち人間が「であえたはずのどうぶつたち」。 ドードー、オーロックス、ジャイアントモア、グアッガ、オオウミガラス、ニホンオオカミ、ステラーカイギュウ、タスマニアンタイガー、ブルーバック、リョコバト ……。 「であえたはず」の動物たちが「そこにいる」姿が、静かに、そして、雄大に描かれているのです。そして、最後のページに、それぞれの動物たちの説明とともに「ちきゅうからいなくなった」と書かれていて。 もう、会うことができないんだね、と思うと涙が止まらなくなってしまいました。 さっそく、私の息子(1歳)に読み聞かせました。(意味はよくわかっていないと思うけど、動物の絵にはすごく反応しています) 文章もぜんぶひらがなで書かれているので、文字が読めるようになったら、一緒に読もうと思っています。 どうして動物がいなくなってしまったのか、エコロジーの観点からも重要な絵本だと思いました。ぜひ、親子で読みたい一冊です。
投稿日:2005/07/02
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