「うたこさん」 みんなの声

愉快で楽しかったです！

表紙を開けるとまず、表紙裏に台所の道具や食器達の紹介があります。漬け物だるなどは渋いキャラクター、ワイングラスはフランス人、調味料入れの子供達は兄弟ゲンカ・・・と、そこを見ているだけでも楽しくなります。

一人暮らしと思われるうたこさんと仲良しの台所道具・食器たちは、風邪で寝込んでしまったうたこさんのためにおかゆを作ることにします。

みんなで協力しつつ、歌って踊って楽しくおかゆ作りをしていると・・・お調子者のふきんが火の近くでお尻を振って、焦げてしまいます。このふきんのキャラクター、最高ですね！

焦げたふきんを見て、うたこさんには台所のみんながおかゆを作ったことが分かったのかな。

本文だけでなく、道具や食器達のセリフが吹き出しでたくさん書いてあるので、子供達は自分でも再度じっくり読んでいました。

何よりうたこさんのお家の中がすごくリアルで温かさが伝わってきます。
うたこさんは１人暮らしなのかな？ダイニングテーブルのイスは３つあるけどな？風邪をひいても誰も看病しないってことはやっぱり１人？でも毎日の食事の一つ一つを楽しんでるようでこんな暮らしステキだなぁ‥なんて親の私は感じながら読んでいました。

娘もリアルな一つ一つの食器たちに釘付けだったようです。
「おさじ」って言い方も最近はあまりしませんよね。そういうのも説明しながら読んでいて何だかおばあちゃんちに行った様な、懐かしい気持ちにさせてもらいながら読み聞かせてました。

食器たちそれぞれのセリフにも注目しながらもう一度読みたいです。

なんだか、とっても楽しいんです！
米びつ・味噌ダル・梅干の瓶＼（◎o◎）／！
昭和的な（＾＾ゞ台所の雰囲気
で、うたこさんというおばあちゃんが一人暮らし！？

どうしても年配者の一人暮らしは
淋しそうとか
かわいそうとか
思いがちですが
そんなことはありません

食器類が大変にぎやか
個性もあり過ぎるほどあります
それをひとつひとつ見ていくのも
とっても楽しい

でも、大変・・・
うたこさんが風邪・・・
ちゃんとコップさんが教えてくれます

あらら・・・
お調子者の布巾さんったら、大変だ！
布巾にお尻の部分ってないけど（＾＾ゞ
最後にちゃんとうたこさんは
繕ってくれてます

おかゆを作るだけでなく
ちゃんとお片づけしてくれるのも
その姿もいいですよ〜

素敵なおばあちゃんだから
いいんでしょうねぇ〜

うたこさん？誰かの名前？と思いながら読み始めました。うたこさんはお料理好きなおばあさん。一人暮らし？かな。だけど、台所、いや、もしかしたら他の道具たちもひそひそお話しているかもしれないので、一人暮らしとは言えないかもしれません。うたこさんが風邪で寝込んだとき、みんなでお粥を作ってあげるなんて、いつも大事にされている証拠だなと思いました。

うたこさん　タイトルもいいな〜
うたこさんはお料理上手で　きれい好きなのですね
「火の用心」　台所に我が家も　京都の愛宕山に登ったときにもらった　「火廼要慎」　火の用心のお札なのですよ（京都ならではかな？）
うたこさんが風邪をひいたのか　台所の食器たちは　みんなが心配しています（食器たちの声が　おもしろくて　かわいい！）

みんなで相談して　おかゆ作り　　　土鍋じいさんが大活躍みんなが協力しているのがいいですね〜
微笑ましい光景に　ニンマリ・・・
ふきんが　こげても　ちゃんと水で消してあげて　チームワークがすごい！
祢津があってしんどい時に　こんな美味しそうなおかゆが出来るなんて・・・・　なんという幸せでしょうね
♪だあれかさん　ありがとう　おいしい　おかゆ　ありがとう
　こんなに　　げんきになりました　♪

こんなすてきな　うたこさんは　とても　いい人なんでしょうね

植垣さん　すごい　７０以上の台所用品の数々　愛を感じますね！

賑やかな台所の仲間たちが、うたこさんのために頑張ってお粥を作るお話です。

食器たちのデザインが昭和レトロで可愛いです。
子供は食器に「足が生えてるよー！」と楽しそうでした。

読んでいると、台所がとても楽しい空間に思えてきます。

お話以上に心のこもった絵本です。
台所の食器たちや、お料理道具たちが思い思いに言葉を出していて、整理できないほどの吹き出しに、読み聞かせは大変です。
でも、ミュージカル風なところがとても良いと思いました。
こんな仲間たちに支えられているのですから、うたこさんの料理好きは、ますます腕を磨いていきますね。

どこかで見たことがある絵だなぁと思ったら、おもちのおふろや、おもちのかいすいよく、などの絵を描いていらっしゃるんですね。
擬人化された台所の調理器具たちがみんな個性豊かで楽しいです。
朝から歌いながらごはんを作る料理好きのうたこさん。調理器具たちはみんな、うたこさんが大好きなのですが、ある日、風邪をひいて、うたこさんが寝込んでしまいます。
そんなうたこさんの為に、みんなで力を合わせ、おかゆを作ります。
うたこさんは、調理器具たちが作ったとは知らないので、最後まで誰が作ったか知らないのですが、さほど気にせずに、誰かさんありがとう、と言っているところに、うたこさんのおおらかな人柄がよく表れているなぁと思いました。

うたこさんは、一人暮らしでも、とても楽しく暮らしていると思いました。賑やかな台所で、楽しく歌を歌っているうたこさんを想像出来ます。うたこさんが、風邪で寝込んでいても、台所の調理器具さんたちが、うたこさんの為に美味しいおかゆを作ってくれて凄く羨ましいです！

たくさんのお台所のものが、はじめにていねいに紹介されています。
そして、このおだいどころの主、うたこさんは、今日はベッドに寝たまま
起きてきません。
風邪でお熱があるのです。
土鍋が、食器が、みんな集まっておかゆを作ります。
お台所のひそひそとみんなが心配する声が聞こえてきそうです。
住んでいるのはうたこさん一人だけど、とてもにぎやかにたくさんのものの息遣いが聞こえてきて、うたこさんが、あたたかくほがらかなおばあさんだということがわかります。