新刊
ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

  • かわいい
  • 盛り上がる
話題
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

  • かわいい
  • 盛り上がる

王国のない王女のおはなし」 みんなの声

王国のない王女のおはなし 作:アーシュラ・ジョーンズ
絵:サラ・ギブ
訳:石井 睦美
出版社:BL出版 BL出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2011年11月
ISBN:9784776404897
評価スコア 4.38
評価ランキング 14,175
みんなの声 総数 15
「王国のない王女のおはなし」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

15件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ
  • 現代版のシンデレラストーリー

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    2009年のイギリスの作品。
    その表紙の美しさに惹かれて読みました。

    物語は、
    「そのむかし、王国のない王女がいました。
    プリティというなまえの子馬と、子馬のひく荷台、それだけが王女のもちものでした」
    という書き出しで始まります。
    国がない王女って?という疑問以前に、住所不定って言うことじゃないの?と思ってしまったのですが、そんな野暮なことを考えてしまうと、このストーリーにはついていけません。

    王女は、荷物を運ぶことで日銭を稼いでいるのです。
    そして、荷を運びながら王国を探し続けているのですが、なかなか見つかりません。
    お城のお茶会に招かれれば、出されるのは全て二番目のもの。
    王国のない王女の扱いとは、そんなものなのです。
    さらに、6人いたお姫様はお古のドレスを王女にあげるのですが、王女は喜んで貰い受け、それを金銭に換えるのです。
    その時、道化師から貰った赤いタイツだけは売らずに自分のものにしたのですが、それが後の伏線になっています。
    ある日、王女は、お城でのパーティに行くと、各国の王子から求愛されるのですが、食べ物を粗末にする姿に嫌気がさしてしまいます。
    お城をこっそり抜け出して、国境で出会ったのがお城にいた道化師。
    なんと、王女は、道化師にいきなり求婚するのです。

    突拍子もない展開なのですが、最後に二人のいるところが王国なのだという結末が、何とも居えず素晴らしいものだと思いました。
    物質的な豊かさでなく、先日来日したプータン王国のような心の豊かさの尊さを諭してくれるような作品です。

    最初は、サラ・ギブのまるで影絵のような美しい絵に目を奪われたのですが、どうして、物語の構成も実にしっかりしたもの。
    起承転結が明確で、読み続けられる古典となりそうな作品だと思います。
    お金を得て幸せになるというありきたりのエンディングでないところが、現代版のシンデレラストーリーと言ったところでしょうか。

    物語の奥深さ、絵の美しさとも1級品。
    完成度の高い絵本としてオススメします。

    投稿日:2011/11/23

    参考になりました
    感謝
    2
  • 王国のない王女のはなし
    タイトルのおもしろさに惹かれて読んでみました 
    表紙は 宝塚のお芝居のようです
    影絵はなかなか 見応えがありますが 絵が、かわいすぎて・・・なぜか好きになれませんでした(奥行きのない感じがして動きが感じられませんでした・・・・)
    お話しは 期待していましたが・・・・

    王女は馬のプリティと共に王国を探し求めるのですが・・・(図書館に新聞を読みに立ちよります。お金がない 貧しい王女の行動が 理解しがたく思えました)
    美しい顔の王女は、なぜ?  王国を探す生き方をするのでしょうか?

     もっと 違う形で 生きてもよかったと思います

    ラストのいたるところ国の王女ーーーーは道化師と結婚して、まだ見ぬところへと出かけていきました。 そして時がたち、馬車に乗って、子供を連れて旅をするのですが・・・・
    自分たちの家(王国?)を築いて、二人で働いて子供たちや馬たちと幸せに暮らしてもいいのではないかな〜と思いました。

    絵本ナビの感想を見せていただきましたが・・・ 

    投稿日:2011/12/19

    参考になりました
    感謝
    1
  • 新鮮!

    きらびやかな表紙にひかれて読んでみました。今までに読んだ記憶のないようなプリンセス物語で、一気にひきこまれました。現代風の新しい王女がなんとも新鮮! 影絵も効果的で、とっても素敵な絵でした。 お姫さま好きの女の子へのプレゼントにいいなあ、と思いました。 

    投稿日:2018/12/04

    参考になりました
    感謝
    0
  • プリンセス

    誰もが王国のないプリンセスにはなれるというか、誰もが平等で王国のないプリンセスなんだと思いました。とても逞しい王女さまに、たと貧乏でもその人に相応しいお相手を自分の意思で選んで子どもも授かって幸せに暮らしていけるのだと思いました。

    投稿日:2018/02/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • 素敵な王女

    お姫様が大好きな1年生長女に読みました。このお話に出てくる王女は王国を持っていないんです。馬車でいろいろ移動しているので、馬車が自分の王国。自分の場所なんです。そんな王女が素敵な男性と出会うまでが描かれています。結末が私が予想外でした。あそこにいた素敵な男性だったんですねー。女の子なら大好きなお話だと思います。お話も絵もとってもいいですよ。

    投稿日:2015/03/26

    参考になりました
    感謝
    0
  • どうして王国がないのでしょう?

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    タイトルにひかれて読んでみました。
    この王女さま、どうして王国がないのでしょう?失ったのか、最初からないのか、王女さまの両親含む王女さまの王国の人はいったいどうしたのでしょうか…等々、気になるのですが分かりませんでした。本当に王女さまなのかな?とちょっと思ってしまいました。
    王国はなくても上品で美人で魅力的な女性のようで王子さまや王さまにもてもてでうらやましいです(笑)。
    そんな中彼女が選んだ人とは…。

    投稿日:2014/12/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • すっごく素敵!!

    王国のない王女、って王女じゃないような気もするけど、でも心はプリンセス!名前もプリンセスだし。

    貧乏で家族がいなくて一人だけ。すごくみじめな気がしますが、自分で荷物を運んでお金を稼いだりしているお姫様、たくましい。お茶会で出会ったピエロにもらった赤いストッキングをはいて、元気に旅をします。。もらったドレスも全部売り飛ばし、、、すごく商人根性がありますね。パーティでたくさん求婚されたけど、お金と王国のために結婚するなんてことはしないプリンセス、素敵です。

    そして道化にまた出会い、結婚します。何も所有はしないけれど「ここかしこ、いたるところ王国」の女王と王になるわけです。所有しないけれど、所有しているという、素敵な心持が良かったです。

    投稿日:2014/12/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • 美しい

    美しい表紙に目を奪われて、手に取った本です。
    「国がないのに王女とは?」という謎設定ですが
    最後に、それが解決する方向性は
    とてもすばらしいものです!!
    1ページずつ絵を堪能しながら
    その、高い物語性にも酔ってみてください。

    投稿日:2014/01/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • 誰でも王女さまになれる

    とても素敵な絵に惹かれて読み始めたのですが、お話の内容にも引き込まれていきました。
    ピンクがポイントになっている影絵風の絵は、女の子が大好きな雰囲気ですね。
    物語を最後まで読んだら、気持ちをしっかり持てば、きっと誰でも王女様・女王様になれるのだと思いました。

    投稿日:2013/06/07

    参考になりました
    感謝
    0
  • 大人の女性向き?

    キラキラと輝く美しい表紙の絵に惹かれて手に取りました。題名は「王国のない王女」?とあまりピンとこなかったのですが、たくましい女の子が自分の手で幸せを勝ち取るというサクセスストーリーでした。
    8歳の娘と一緒に読んだのですが、華麗なお城で王子様と結ばれるという定番のお姫さまのお話が好きな娘には、イマイチだったよう。まだこの手のお話は遠い昔の夢物語の方がよいようで・・・この絵本は、実際に恋愛を経験するもう少し大人の女性向きかもしれません。

    投稿日:2012/11/30

    参考になりました
    感謝
    0

15件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



ディズニークリスマス特集 本の世界に踏み出そう

みんなの声(15人)

絵本の評価(4.38)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット