「たにのそこの きいろい やねのいえ」 みんなの声

お散歩に出かけたくまくんが谷の底に落ちてしまいます。
抜け出すことができない深い谷の底でどうなっちゃうんだろうと心配しましたが、
リンゴや丸太・・・お友達。
色んなものが落ちてくる谷の底。
深い谷の底でもお友達が一人いるだけでとっても楽しそう＾＾
素敵なお家に素敵なものがいっぱい落ちてくる素敵な谷の底。
あんな素敵なところだったら落ちてもいい・・・かな？（笑）

谷の底に落ちてしまった…ら、きっと絶望してしまうかも。けれど、そこはいろいろなものが落ちてきました。絶望せずに、その場所で過ごすために工夫していく姿になんだか勇気づけられます。そして、谷の底が一番幸せな場所になる、という終わり方もよかったです。

表紙の絵がとても魅力的なので図書館から借りてきました。くまくんが、散歩に出かけたら、道が無くなっていて谷に落ちてしまいました。ころころ林檎が転がって、ごろりん　どどどと　落ちてきた丸太で家を建てました。ぱらりと種が降ってきて、土に植えました。ひとりぼっちのくまくんで寂しかったですが、絵描きのくまさんが落ちてきた時からは、とても楽しく毎日を過ごしました。やっぱり、パートナーがいるのは、なにをやっても楽しいなあと思いました。春になって、木は伸びて二人一緒に谷の上に行けましたが、結局は二人仲良く谷底に建てた黄色い屋根の家で暮らすことになりました。どんな状況でも現状を楽しむくまくんに素敵なパートナーが出来てラブラブな二人にとても幸せを感じました。

年中のクラスで読みました。
谷の底に、いろいろなものが落ちてくるので、みんな「次は何かな」と楽しんでいました。
始めはひとりぼっちのくまくんを見て「寂しいね」など声をかけていましたが、お友達が落ちてきてからは、とても楽しそうな様子でホッコリしました。
ずっと谷の底で幸せに暮らしたくまくんたちの様子が目に浮かびました。

このお話はひょんなことから谷の底に落ちてしまったクマがかわいいパートナーと一緒に仲良く暮らすお話でした。谷の底の生活がとっても不思議で楽しい感じだったのでうちの子はちょっと体験したいな〜って感じで見ていました。大人の私もちょっと素敵な生活だな〜って思いました。

お散歩をしていたら深い谷に落っこちてしまった。

でもそこからこの話は盛り上がります。

脱出しようとするのではなく、

そこで新たな生活をする。

その生活を楽しくさせるものが

空からたくさん降ってきます。

播いた種が大きくなり木が出来上がりました。

その木を上って外にも出れるようになりましたが

結局谷底での生活をします。

その展開がとてもステキでした。

アットココさんの絵もとっても優しい。

谷の底に落ちたクマさん。
上に登れずにこれからどうなってしまうのか
ドキドキしながら読み進めていました。

ひとりぼっちのクマさんはとっても寂しそう。
でもある日絵描きのクマさんが落ちてきて
谷の底に素敵な毎日がやってきます。

色はカラフルなのに優しい絵です。
シャボン玉の場面は本当にキレイです。