夏休み・・・ついイライラしてしまいがちな自分自身のために借りてきた絵本ですが、1年生の娘も「楽しかった!」と喜んでくれました。
「みっつ かぞえるうちに くるのよ」とお母さん。「2・・・」と声が聞こえると、娘も、「あっ」と思わず口に手を当てて、どきどきしながら見守ります。そして、ついにゴールしたサムといっしょに、にっこり!
本当に評判どおりの素晴らしい絵本でした。こんなふうに子どもに接しられたら・・・、こんなお母さんになれたら・・・と誰もが思うことでしょうね。
アメリカではよく、“Yes、yes、 but…”の子育てがよい、と言われますが、このお母さんも、まず「すごいわね」と、ほめてあげてから、「でも、こんどは・・・」と手短に注意し、最後は、ちゃーんと「おかあさんも サムのこと だいすきよ」と、伝えることを忘れない・・・本当に理想のお母さんですね。
今日、夕食の前に、娘を呼ぶと、自分から「ママ、3つ数えて!」と言って、ささっと手を洗い始めた娘!!長い夏休みも、「ぎょうれつ ぎょうれつ」を思い浮かべながら、気長に接してあげたいな、と思います。