『どろんこハリー』を出すまでもなく有名なマーガレット・ブロイ・グレアムとジーン・ジオンのコンビの作品です。
だまされた木の実を取りかえすために、毅然とふるまうニブルの姿がとても素敵です。
ですが、悪い人ってこんなに簡単に心変わりするものなのかな?って。私のけがれた心は思ってしまったのです。
で、息子にも読んでもらい意見をもらうと、「こういう本ってさ こういう風な展開じゃない。たいてい」というクールな反応でした。
そっか、絵本には本当に悪い人は出てこないものなんですねぇ。と子どもから教えられたような気がしました。
絵本に限らず本って、その時の自分の気持ちを反映するものなので、疲れていない時にもう一度読みたいと思います。