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まじょのひ パプアニューギニアの昔話」 みんなの声

まじょのひ パプアニューギニアの昔話 再話:大塚 勇三
絵:渡辺章人
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:2024年04月03日
ISBN:9784834014525
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,832
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  • 火を奪う作戦のお話

    このお話は、昔人独占して山に住んでいたばじょたちから犬と豚、オウム、クスクス、カエルたちが協力して海辺に死んでいる人々のために魔女たちの所から火を奪ってくるお話でした。火を奪ってくる過程がバケツリレーみたいだったのがうちの子は面白かったって言っていました。

    投稿日:2016/10/30

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  • みごとなバトンタッチ

    犬に声をかけられて集まった不思議な仲間たちですが、魔女たちの火を持ってみごとなバトンタッチでした。
    カエルにはしっぽがあったという、奇抜な話も加わって、異質感の強い作品です。
    世界には変わったお話が有るのだと、改めて感じました。

    投稿日:2024/06/10

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  • 「チームワークだったね」

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    『まじょのひ』というタイトルから、
    てっきり、「魔女の日」だと思っていましたが、
    「魔女の火」だったんですね。

    8歳の息子も「あの犬本当に賢かったね」と
    思い出して言っていました。
    5歳の息子は「チームワークだったね」と
    読み終わったとき言っていました。

    自分で最初から最後まで逃げようとするのではなく、
    最初から他の動物の力も借りようと計画し、
    最初から動物を配置しておくところとか
    先を見通して行動するところとか見習いたいです。

    また、絵の周りの模様も異様で面白かったです。

    投稿日:2021/04/25

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  • 火のリレー

    パプア・ニューギニアの昔話です。

    火をもっていなかった村の人たちは、火がないので食べる物を

    煮たり焼いたりできないし、寒い夜には震えていなければ

    なりませんでした。村の人たちは、火種をわけてもらいたいと、

    魔女たちのところへ何度も使いをだしたけれど、どうしても火を

    分けてくれませんでした。村で一番利口な犬に頼みました。

    犬は、おうむ・クスクス・かえる・ぶたに頼みリレーで、火種を運ぶ

    ことに成功したお話でした。やっぱり、作戦会議とみんなで協力

    したから出来たことだと思いました。

    投稿日:2019/06/21

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  • おもしろい昔話 火は大切です

    パプア・ニューギニアの昔話です
    大昔 火を持っている人が少なくて 生活に困っていた人々
    火だねを まじょが持っていますが 分けてくれません。 そこでいちばんりこうないぬに頼んで 火を持ってきておくれといいました

    この いぬたちの作戦がおもしろいです!
    南国の 動物 クスクス  カエル オウム ブタが 協力してくれます
    まじょたちの火種をもってきたいぬ  
    それからは 動物たちのリレーです
    なかなかのチームワークに 感動します!

    みんなまじょに追いかけられて 命がけです。 お話の展開がおもしろくてワクワクします

    オウムが人間たちに火を届けたのです! やった〜

    動物たちの知恵 勇気のおかげで 人間たちは 火を使って生活ができるようになったのですね
    感謝ですね  火は大切! 人間の生活には

    おもしろい昔話でした
    渡辺章人さんの絵は 南国のおおらかさがいいですね〜

    投稿日:2015/04/09

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  • 火をリレーで運んだ動物たち

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子21歳、男の子19歳

    パプア・ニューギニアの昔話。
    「魔女」と聞くと、西洋風の魔女のイメージですが、
    このおはなしの魔女は南の国のジャングルの山に住む、不思議な存在である女たち、
    といった感じでした。
    海辺の村人たちは火を持たずに困っていたので、魔女たちに火を分けてもらおうとするのです。
    ところが交渉がうまくいかず、動物たちにお願いするのですね。
    そして結成されたのが、犬をリーダーに、ブタ、カエル、クスクス、オウムの面々。
    かくして、このチームのリレーによって、火が村人たちに届けられるのです。
    火は、盗んでくる、という展開ですので、追っ手を振り切るスリリングさがあります。
    昔話らしく、カエルにしっぽが無い訳、クスクスのしっぽの先に毛が無い訳、
    オウムの胸元が赤色の訳が盛り込まれてあるのも面白いですね。
    昔の人々にとって、「火」がどのような存在だったかも体感できそうです。

    投稿日:2015/04/05

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  • 火の大切さ

    題名だけ見て「まじょの日」だと思って読んでみたら、「まじょの火」が
    正解でした。

    しっぽをとられたカエル
    しっぽの毛を抜かれたクスクス
    はねをこがしてしまったおうむ
    など5種類の動物たちが力を合わせて、自らを犠牲にしながら
    人間に火をもたらしてくれます。

    そのおかげで人間たちは料理をしたり、寒さをしのいだりする事が
    出来るようになります。

    火は使い方次第では、火事をおこしたりしますが、生活には欠かせません。

    まして、今とは違い火をおこしていた時代には大変貴重だったんでしょうね。
    怖い魔女にいどんでまで手に入れるんですから。

    投稿日:2014/10/01

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  • おもしろい話だと思いました。

    何気なく選んだのですが、昔話に多い由来物でした。

    火の由来だけてなく、動物それぞれの姿にも由来があったことが、おもしろかったです。

    魔女というと、思い浮かべるのは黒い服を着てほうきにまたがっているイメージなので、この魔女はどちらかというと日本のやまんばに近い感じでしょうか。

    でも、火を取られてもただ走って追いかけているだけで魔法を使うわけではないのが、また不思議でした。

    火があったということが最大の武器だったのでしょうか。

    昔話は、文化や風習の違いが感じられておもしろいです。

    おうむの赤はちょっと苦しい感じでしたが、おもしろい話だと思いました。

    投稿日:2009/06/01

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  • 一番のツボは・・

    子供が、保育園で読んだことがあるらしく、
    「これおもしーから」と図書館で借りてきてくれました。
    私は、「まじょの[日]」だと思っていたのですが[火]でした。

    大切な火をみんなで協力してとってくるお話です。
    子供は、どうもこの設定が気に入っているようです。
    昔々の南の島。まじょも出てきます。
    ちょっと、不思議な設定です。
    まじょ・・といっても、箒に乗った欧米の魔女でないところも新鮮でした。

    表紙のツボを逆さにすると顔になるのが、子供にとっての一番のツボのようです。

    投稿日:2008/06/30

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  • 火の大切さ。

     南国の島の人々や生活の様子を見事に描いていると思います。火をどうやって人が使うようになったか。というお話は各地にあるようで、似たような話を以前にも子どもに読み聞かせしました。今回はいろんな動物が出てくるし、魔女に追いかけられるのでドキドキハラハラしながら、聞いているようです。以前の本も火を持ってくるのは犬でしたね。

     かえるにしっぽがあるのや、オウムの胸がなぜ赤いかなど大人もヘーっと思わずうなずいてしまいました。昔話はやっぱりおもしろいですね。

     火は、神聖なもの、とても大事なものであることを繰り返し子どもに伝えていきたいです。

    投稿日:2007/06/12

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