以前『ぼくのでんしゃ』を読み気に入ったので、今回こちらを借りてみました。絵は同じく谷内こうたさんです。
文章は詩的、絵は絵画的(という表現は変かな?)で、このお二人による作品はやはり素敵!
病気の男の子が、熱にでもうかされているのか、夢の中で誰かに呼ばれ、森をさまよいます。
疲れるまで歩き続け、やがて眠りに落ち・・・
表紙のイメージ通り、静かで暗い感じの絵本です。
1才半の息子は全く興味をもちませんでしたが、私が読みたくて借りたのでいいんです。
最後は朝になり、「なおったよ ぼくのびょうき」でしめられています。
病床で読むのがいいのかしら?
でも病院で読むには暗すぎるから、お熱の時くらいがいいかもしれません。