五年前読み聞かせを始めた時初めて自分が買った本です。
中学二年生。反応が気になる気になる。読んだあくる日「おくりもの」を聞いてくれたひとりの中学生に感想を聞いてみることに。
初めての読み聞かせの経験の中で少し自分が急ぎすぎていたのかも。
女の子は大人に感想をせがまれはにかんでいるようにも見えたが今思えば困っていたのかもしれない。
そこで私自身の本の感想・・それはそれは強烈でした。人に読み聞かせてあげようとはりきる自分にドンと頭上に石が落ちてきたようでした。まわり道の意味は年を重ねるたびに増えていき、反面自分が成長できる場所は年々減っていく昨今。そこに現れたこの一冊。
あ〜この年になっても素直な気持ちで物事を受け入れる心が残っていてよかった。
上の二人のこどもが幼い頃、私はほとんど絵本とは無縁でした。そして今5年生の末っ子、20歳の社会人となった長女、」18歳の高校生の次女に反応を聞くフリをしてひそかにあの頃へヒトリタイムスリップを楽しんでいる私です。ユリ・シュルヴィッツ万歳!