「なつみかんのおへそ」 ママの声

深見春夫さんの作品を初めて読みましたが、とてもインパクトがあり
楽しい絵本ですね。「おへそ」と言うだけで、ゲラゲラ笑う娘に、おへそがテーマの絵本はないかと探して出会ったのがこの本です。みかんになったおへそを大事に取り扱う大男、その外見とはマッチしない繊細な一面がまた面白いです。
深見春夫さんの他の作品も読んでみたくなりました。

3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。強そうな大男が実はへそがないことをコンプレックスに思っています。そこで大好きななつみかんをへそにしようとつけていますが、ぶつけられたりするのでなつみかんが脱走。それを追いかける大男。最後には、なつみかんの種で木を育て、いつでも新しいなつみかんをへそにすることができました。

大男の悩みがへそ、というところから笑ってしまいます。そして、その解決方法がなつみかんとは！ちょっと意外な展開に息子もくすくす。そして追いかけっこでも笑い転げていました。最後の最後になつみかんを３つもへそにみたててつけているのを発見し、息子は変なの！と。大男だからなつみかんのおおきさも質感もちょうどいいのかもしれませんね。おもしろいお話が好きな子におすすめです。

この絵本は勤めていた園においてあったのですが、私は特に気に止めていなかった絵本なのですが、なぜだか子ども達は毎週末に絵本を借りる際、必ず誰かが借りていくのです。

どうしてここまで子どもをひきつけるのだろう？？
と不思議に思い私も読んだ絵本です。

なるほど・・大男という登場人物も面白い！
それになつみかんのおへそ！？
なんだこれ？？というストーリーへの期待もかきたてられるのでしょう！
ストーリー的には私が好きなものではなかったのですが
子どもの気持ちがわかった気がします。

表紙の大男の絵がインパクトがあり楽しそうだと子どもも直感したようです。

子どもの目線からみたｵｽｽﾒ絵本です。

　今では絶版になってしまった、深見春夫さんの
作品のなかの一つです。タイトルにインパクトが
ありますので、とても気になってました。図書館
で見つけたときは、もー感激！早速家に帰って
息子と読みました。

　「あー！『大おとことちゅうしゃ』のおおおと
こだ！」と、大おとこファンの息子は大喜びです。
なつみかんとのやりとりにも興味津々！大おとこ
がなつみかんをおへそにすると、わらいがとまら
ない！隣の部屋で勉強してた娘も、「たのしそ〜」
といって途中参加したほどです！！

　そんなたのしい絵本、手元に欲しいですよね〜。