今までにない楽しみ方ができた絵本です。
たくさんのひつじさんたちだけでも圧巻なのですが、わたげを追いかけ、たくさんのひつじさんたちの移動するさまざまな世界の様子も楽しいです。
まて まて わたげ、まて わたげ! のフレーズがいつまでも耳に残ります。
たくさんのひつじさんたちが行った、森の中・空の上・雪の上等々、どこにいても たくさんのひつじさんたちの、たくさんさが見事です。
わたげに追いつきその芽が出ているのを、じーっとずーっと見守るシーンにも惹きつけられました。
最後に、わたげのおかげで見つけた広くて素敵な世界が、すべて人見開きに描かれているのがよかったです。