動物達が、おつきさまって何だろうというお話をします。
その動物達はキツネ・ミズアオガ(蛾)・カエル・ネズミ・フクロウという変わった5匹のメンバーです☆
キツネは言います。「つきってね、うさぎなの。」
ミズアオガは言います。「つきはね、でんせつのまゆだまよ。」
カエルが、ネズミが、フクロウがそれぞれの想いで月を眺め思っています。
それぞれが自分の言い分を押し付けあって喧嘩になり、博士につきは何なのか聞いてみますが、博士は「月は砂のボール、埃っぽくて、寒くて・・・・」と。
とても切なくなりました。
でも、やっぱり皆思うのです。月を見上げて、それぞれの月への想い。
どの動物の月へ対しての想いや願いが個性があり夢に溢れて、どれも間違いじゃなくどれも本人にとっては正解で、夢って、夢を持つって素敵だなって思いました。
簡単に言うと、サンタクロースって本当はいる?いない?・・・『信じる物は救われる』そういう事だと思います。
子供には沢山の夢をもって欲しいと思う私です。
絵が美しく、夜を素敵に表していて良かったです。