「あおいちびトラ 」 ママの声

このお話は、牧場の動物たちに愛されている小さな青いトラックのちびトラが泥沼にはまって動けなくなってしまった大きなダンプカーを助けてあげるお話でした。このダンプカーが助けを求めても誰も駆けつけてくれなかったのに、ちびトラが助けをもとめたらたくさんの動物たちがやってきて協力していました。みんなに愛されているちびトラがとっても愛くるしかったです。

６歳次女に借りました。青いちびトラックが主役のお話です。青いちびトラが走っているときに、ダンプカーがすごい勢いでやってきて、泥の中に沈んでしまうんですが、そのダンプカーをちびトラや動物たちが力を合わせて助け出すんです。ダンプカーの「世の中友達同士の助け合いでできているんだな」という言葉が、心にしみました。本当にその通りです。いいお話ですよー。

のりもの好きの息子のために図書館で借りてきました。

おそらく原作は韻を踏んだり、語感が楽しいものなんでしょうけれど、日本語でもそれなりに楽しむことができました。
特に知ってる動物の鳴き声が出てくるので、一緒になって「モーモー」と言っていました。

途中、ガラの悪いダンプカーが出てくるのですが・・・ここを思い切りガラ悪く読むと、なぜかストレス発散になります。

はっきりした色と絵のシルエットで、遠目も利きます。
子どもたちが好きそうな動物もたくさん登場します。
主人公は青い小さなトラック。
大きな黄色いダンプはガキ大将みたいな“チョイ悪”。
設定がはっきりしていてわかりやすいので、子どもたちも受け入れやすそうです。
ただ、全体文章が大人目線な感じを受けました。
言葉で作りすぎちゃうとおススメの年齢を絞りにくいんですよね〜。

オシャレなイラストの表紙に惹かれて手に取りました。
「ちびトラ」とは、トラではなくてあおいトラック。動物ととってもなかよしのようで、メエメエ、ガアガア、ヒヒーンという動物の鳴き声に応じながら、「ブッブー」とクラクションをならしながら走っていきます。
「どけどけ」とやってきたダンプカーが、その先でぬかるみにはまってしまい・・・
「よのなか、ともだちどうしのたすけあいでできているんだな」というラストの言葉に感動。大いに共感しました。