おもちのもーちゃんとちーちゃんがお風呂屋さんに行くお話です。はんてんを羽織って、下駄ばきで、手には洗面器・・・、昭和な雰囲気に、なつかしく、温かい気持ちになります。
お風呂屋さんとはいえ、ここのお風呂は充実してます。醤油の足湯にきなこの砂風呂、トースターのサウナまで!それぞれのお風呂でのハプニングや、他の登場人物と二人のやりとりがとても愉快で、目が離せません。
お話が面白いのはもちろん、お風呂屋さんに貼られたポスターや、なつかしいグッズなど、細部に至るまで丁寧に描かれて、いろいろな発見があり、これも楽しみの一つです。
子どもと一緒におしゃべりしながら、じっくり読みたい絵本です。