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海のおっちゃんになったぼく」 ママの声

海のおっちゃんになったぼく 作:なみかわみさき
絵:黒井 健
出版社:クレヨンハウス
税込価格:\1,430
発行日:2006年06月
ISBN:9784861010576
評価スコア 4.59
評価ランキング 5,406
みんなの声 総数 16
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  • 海を育てるお話

    このお話は、男の子が海から拾ってきた小さな海を育てるお話でした。この海は毎日どんどん大きくなっていくので、この男の子の手におえない感じになってきて海へ帰していました。海へ帰すまでに、生き物を育てる責任をお父さんに教えられて心動かされている男の子を見て、読んでいるこっちも素敵な親子関係に感動しました。

    投稿日:2016/10/07

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  • 泉州弁がきいてる

    「おっちゃん」という言葉が楽しくて「おっちゃんおっちゃん」と
    何度も言っていた娘です。
    でも「おっちゃん」って「おっさん」ではなく「おとうさん」って
    いう意味だったのですね。
    泉州弁で書かれた文章が効いています。標準語で書かれていたら
    ちょっと雰囲気変わって印象が薄くなったかもしれないなあって
    思うもの。私は関西の人間ではないので、イントネーションなど、
    うまいこと読むことができたかどうかはわかりませんが・・。
    ぼくは、「海」を飼っていたのですね。
    読んでいて私はそんな風には思えなくて、どんどん育っていって
    しまう海が、ちょっと怖かったです。
    作者は海の近くで暮らして、海に親しみを持って生きてきた人だから
    海なし県に長いこと住んでいる私とは海に対しての気持ちが全く
    違うのだろうなあ。
    娘もやっぱり少し怖がっていて。
    「ビー玉の中が水みたいだったら拾ってこなければよかったのに」と
    言っていました。

    投稿日:2012/08/28

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  • 海を見たくなる本です

    海が好きな少年が、海からもらった不思議なビー玉。どんどん水が増えていく。でも海は、大きく深く育っていって…やっぱり飼えないんですね。ちょっと切ない感じが後に残りましたが、同時に海の壮大さと不思議さを感じることができる絵本だと思いました。黒井健さんの絵は、ほんわかしていてステキです。この絵本を読むと、海に行きたくなります。

    投稿日:2011/03/07

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  • この世界観、好きです

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子4歳、男の子2歳

    美しい青い表紙がまず目に止まりました。私も、海のそばで生まれ、いつも近くには海があったので、当然のように手にとって開きました。
    海が大好きなぼく。ある日、海からビー玉が・・・?持ち帰ってコップに入れると、ぱちん!と海が生まれた。その日からどんどん成長していく海。ジョッキでも、金魚鉢でも、ビニールプールでも入りきらなくなって、とうとう捨てようと思ったとき、お父さんに見つかりました。そのときのお父さんの言葉にドキリ。もし私が主人公だったら、きっと同じ行動をしたと思うから・・・。まるで子供のように、絵本の中のお父さんに叱られた気分でした。
    読後感はすごく晴れ晴れとしています。海に会いに行きたくなりました。

    投稿日:2011/01/28

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  • 黒井健さんの作品だったのでこの絵本を選びました。海の美しい色がしっかりと表現されている表紙が気に入りました。主人公の気持ちがストレートに方言で表現されているのが良いと思いました。私の心にもしっかりと気持ちが届きました。海が大好きな気持ちをずっど持ち続けられる主人公は素晴らしいと思いました。

    投稿日:2010/10/11

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  • 読後の余韻が心地よかった作品

     表紙絵の青色に目が行き手に取りました。
     黒井健先生の絵でした。
     
     開いて、瞬く間にこのファンタジーの世界に引き込まれました。
     どんどんどんどん大きくなっていく飼っている「海」が大きくなっていき、どうするんだろうと思ったら、お父さんが諭す言葉にドキリとしながら感動しました。
     「海」の最後の場面で、主人公の男の子の大きいほうの海への語りかけも素敵でした。
     ビー玉・「海」・恐竜すべてまさしく「海のメルヘン」でした。
     読後の余韻が心地よかった作品です。

    投稿日:2010/07/09

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  • 責任を持つということ

    海の変化に、こちらまで心配で不安になってしまいました。
    ドキドキしながら読み進んだので
    お父さんの大きさには男の子と一緒にホッとしました。
    男の子が「みんな」と呼びかけるところは
    直接語りかけられているような錯覚に陥るくらいでした。
    自分のかかわった事柄に対して責任をもつということの
    厳しさや大切さを感じます。

    投稿日:2009/04/17

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  • さりげなく・・・

    男の子が海で拾った「小さな海」を通してお父さんと
    息子の信頼関係だとかお互いに認め合うことをさりげなく描いてます。
    こういうお父さん、なかなかいないな〜って思いつつ
    おはなしが関西弁口調になってるので柔らかな感じでお話しを進められるところも
    分かりやすいし、海という場面を通してお父さんと主人公のぼくのスケールの広い
    心遣いや人間性を感じます。

    息子がもうすこし大きくなったら、2人で読んでみたいな〜と主人も感心しまくった絵本です!

    投稿日:2007/08/08

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  • 恐竜が育てた・・

    • ねーねーさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子12歳、女の子11歳

    海のビー玉。それを持ち帰り、なぜだか海を飼う事になるぼく。
    その海は毎日少しづつ増えて金魚鉢にもビニールプールにも入りきらなくなってしまい捨ててしまおうとしている時にお父さんにみつかり・・。
    怖そうなお父さんなんだけど一言、一言がとても愛情にあふれる。お父さん、お母さんがぼくに愛情を注いでくれるように、ぼくにも「飼っている海」に愛情を持って接してあげるようにと優しく伝える。「ぼく、この海のおっちゃんやねん」と大きな海に自己紹介するところが私のお気に入り。

    感想タイトルの恐竜が育てた・・が気になるお方はぜひご自分で読んで見て下さい。この男の子、カッコえーわ〜と思われるはずです。
    この本は買います!!

    投稿日:2007/05/17

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  • 泉州弁?!

    • たくゆうとさん
    • 30代
    • ママ
    • 沖縄県
    • 男の子9歳、男の子7歳

    表紙の優しい絵に惹かれて借りてきた絵本です。
    ビー玉を拾って帰ったら割れて海になってしまうんです。その海を飼い始めるのですが海はだんだん大きくなってある日捨てることを決意。でもお父さんの力強いそして優しい言葉に涙が出てきます。
    絵本で使われている言葉は言い慣れてないので読み聞かせには練習が必要だけど子供達に是非読んであげたいなと思います。

    投稿日:2007/02/21

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