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ま ち ぼくたちのいちにち」 ママの声

ま ち ぼくたちのいちにち 作・絵:小林 豊
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,320
発行日:1997年
ISBN:9784591055007
評価スコア 4.45
評価ランキング 11,313
みんなの声 総数 10
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  • 『はちまん森』、地図で探しちゃいました。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子12歳

    この絵本の町並みが、ものすごく気になって、一ヶ所登場した『はちまん森』で、地図検索して探してしまいました。
    出てきた地図を見ていると、“ぼくら”が歩いた街と撮ってよく似た地形でした。
    この“ぼくらの町”は京都府八幡市がモデルのようです。

    小林さんの作品は海外の土地を描いたものが多いので、この作品はとっても異色な感じがしました。
    けれども、日本人としてはやはり日本の土地の風景は、見ていてとっても落ち着きます。
    時代的には昭和の30年から40年くらいでしょうか?
    家々の屋根の感じやアーケードのお店の看板、公園で遊ぶ子どもたちの元気に遊んでいる姿は平成のものじゃないなぁという気がしました。

    物語物語はしておらず、主人公の“ぼくら”と一緒に町を移動していくだけのものですが、
    私は楽しかったです。
    いつか、機会があったら八幡市へ行って、“ぼくら”の通った道のりを歩いてみたいです。

    投稿日:2012/05/19

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  • 子供達の一日って

    子供達の一日って本当に濃いなと思いました。朝から晩まで本当に心から自分たちのしたい事が分かっていてそれを計画して実行して。自分の大好きな友達と自分の大好きな事をする。そんなシンプルな事を心から満足してやっている。それらの事がこの絵本から伝わってきました。子供達の背景に沢山の人が登場しているのもいいなと思いました。同じ町でも朝には朝の夕方には夕方の顔があるのも素敵でした。私はこの絵本に出てくる駄菓子屋のおばさんの存在に憧れました。私もおばさんのようになりたいなと思いました。

    投稿日:2008/05/17

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  • 宝物のような一日。

    平凡な でも時の流れのゆったりした宝物のような一日を
    垣間見た気分です。
    朝のひんやりした空気、賑やかな商店街、神社からはセミの鳴き声まで聞こえてきそうです。
    子供たちにこんな環境をもう一度用意できないものでしょうか。

    投稿日:2010/01/28

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  • 大人が夜に一人で読むにも向く本

    小林豊さんの絵本だと思って手にしました。

    表紙をよくよく見るとたもを持った少年たちが歩いているので、夏の絵本とわかるのですが、夏休みの絵本とは開くまで気がつきませんでした。

    何といっても絵がいいです。こういう本、私は好きだなあと思いました。

    派手さはありませんが、古き良き時代の町並み、少年たちの楽しそうな様子、ある種の懐かしさを感じ癒されました。

    「夏休み」「虫とり」「花火」といくつものキーワードでセレクションができそうな本だと思います。

    私は東京の地理にはうといのでわかりませんが、東京在住の方ならどのあたりの風景か思い当たるかもしれません。

    大人が夜に一人で読むにも向く本だと思います。

    投稿日:2009/07/20

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  • 子ども達の夏休み

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子11歳

    東京下町の子ども達の一日の様子を淡々と追った作品。
    夜明けを待って外に飛び出す子ども達が本当に子どもらしくていいですね。
    そしてそばには、大人達の生活の営み。
    そういえば、私の子ども時代にもかろうじて
    近所の子ども達と群れて遊んでいた記憶がありますから、
    なんとなく懐かしかったです。
    子どもというより、大人が読んでタイムスリップ、という感じでしょうか。
    ひたすら描写に徹してあるので、史料的価値にもなりますね。

    投稿日:2007/09/14

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