まず、柔らかい色とタッチの絵でとてもかわいいです!
そして新米運転手のウィンナーくんの運転するろーるぱんばすには楽しい乗客が乗ったり降りたり。次はだれかな?と楽しみになります。
さらに何と言ってもおいしそう!
私はページをめくるたびに「あぁ、おいしそうだね〜」と言いながら読んでいます。
顔がついているのでおいしそうと言うのもなんなんですが、本当においしそうなんです。
「ケチャップのおくさま」という登場人物が乗ってきてケチャップがぴゅ〜〜となる場面では子どもはペロペロ手ですくってなめるマネをしていたので、子どももやっぱりおいしそうと思っているのでしょうね。
新米運転手さんがドキドキの初出勤をトラブルを乗り越えながら頑張るという内容なのですが、心強い先輩も登場して助けてもらえます。
挑戦を尻込みしがちで、そして失敗下手な我が子ですが、ウィンナーくんの一生懸命頑張る姿、そして時には助けを求める力を学ぶ、というとおおげさですが、このほんわかした雰囲気の本から感じてくれたらと思いました。