「わたしのこねこ」 ママの声

この絵本を読んでいると、生き物を飼いたくなります。
ネコは苦手ですが、
ネコを飼ってみたくなります。

こんなふうに、生き物って
距離を縮めていくのかと感動し、
愛らしい仕草にキュンとします。

8歳児も「かわいい〜」と言っていました。

テーマは良いし、装丁も柔らかい雰囲気で良いと思いました。
が、読み聞かせすると子供には響きませんでした。
うちの子にはちょっと、文章が説明的すぎるし、長かったかな。
新しい仲間が受け入れられていく過程は、丁寧に描かれていると思いますが。

新しいペットを迎えるときって、迎える人間も、やってきたペットも、やっぱり緊張しますよね！

どんなに人懐っこいどうぶつでも、環境の変化には敏感。
お互いに適度な距離を置きながら、少しずつこころを許していく様子が、とてもリアルに描かれているなと思いました。

ペットに新しい環境を押しつけるのではなく、しばらくは様子をみながら、ペットがじぶんから動くように、見守ってあげないといけないですね。

ペットを飼うまえに見ておきたい一冊です。