娘がピアノを習って10年です。娘と一緒にコンサートに出かけ、本物の音楽を聴く機会も幾度かありましたが、大きなホールと高い天井を見た時、ライトに照らされてそこで演奏している人を見るだけでも・・感動でいっぱいになります。
みーちゃんにとっては、初のオーケストラ。こういう素敵なコンサートは未就学の子どもさんはお断りというところも結構あります。
だから、みーちゃんが待ちに待ったという気持ちがとてもわかります。
しかも、お父さんが指揮者を務めるオーケストラとなれば格別の思いもあるでしょう。
みーちゃんがとびっきりのおめかしをして、ホールに足を踏み入れた時のページ、ホールが大きく、そしてみーちゃんが小さく見えるそんなイラストがとてもリアルに感動している様子が伝わってきました。
そして、さすがは佐渡さんの監修で作られた本です。
音楽家らしい、素敵な言葉の数々に感動しました。
第一楽章から・・言葉をじっくり味わいながら読むと、音楽が聞こえてきそうな気がしました。
そして、その佐渡さんの繊細な音楽のイメージを壊さないような優しい素敵なイラスト!
音楽をされている方なら・・絶対に感動すると思います。
みーちゃんもきっと素敵な音楽家になっていくのだろうなと想像します。