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シャクルトンの大漂流」 ママの声

シャクルトンの大漂流 作:ウィリアム・グリル
訳:千葉 茂樹
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\2,750
発行日:2016年10月14日
ISBN:9784001112603
評価スコア 4.43
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  • 実際の記録

    大型絵本です。大型絵本といっても、絵は小さく、字は小さく、たくさんの章があります。シャクルトンという冒険家が南極を冒険した実際の記録が、そんな絵とともに坦々と語られます。各ページの白い余白が南極の一面の氷の世界のようです。

    投稿日:2024/02/25

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  • 真の失敗とは

    大判サイズに描かれたおしゃれなイラストに惹かれ、手に取りました。
    南極大陸を横断しようとしたエンデュアランス号と、その勇敢な隊員たちのお話です。
    画面いっぱいに、ダイナミックに描かれるイラストに魅了されました。その一方で、乗組員や連れた犬までもが一人一人紹介されていたりと、描き方にユーモアがあるのが素敵です。
    「たったひとつの真の失敗とは、そもそも冒険をしようとしない事だ」というシャクルトンのセリフは、説得力があります。

    投稿日:2021/11/30

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  • 迫力、壮大

    • イヨイヨさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 男の子4歳、女の子2歳

    私は、大冒険や探検のお話が好きでよく読んでいます。
    こちらは実際のお話で、当時まだ誰も成し遂げたことのなかった、南極大陸横断という壮大な探検を絵本にしています。
    大きな絵本で、隊員、犬、船につんだ荷物や船の構造まで細かに全て絵で描かれています。
    又、最後のページに用語集があり、専門的な単語の意味などが載っていて分かりやすくなっています。
    隊員たちの、エレファント島での生活という場面が印象的で好きでした。
    壮大な探検を絵本でまとめられているのもすごいなと思いました。

    投稿日:2019/02/10

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  • 全員生還の実話

    1914年、南極探検を目指すも氷に阻まれて船を失い、2年ほど漂流するも、
    全員生還した、シャクルトン隊の実話を描いた作品。
    船の整備、隊員たちの選考などから、航海・漂流・脱出までの隊員の様子まで詳しく描かれており、
    さながら映画のドキュメンタリーを見ているような情報量です。
    何より、究極のサバイバルの中、シャクルトンはリーダーとして、様々な角度から、
    隊員たちを統率していきます。
    一種のリーダー論にも通じるかもしれません。
    絵日記のような軽いタッチの絵ですが、サバイバルの様子がありありと提示されます。
    まさに極限の世界での、人間の姿を体感しました。

    投稿日:2017/10/10

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