「さむがりペンギン Pengouin glace」 ママの声

表紙の絵のタッチのような、やわらかくて優しいお話でした。
ただ、お話の内容的には大人向けの絵本なのでしょうか。私は絵の感じも含めてこの絵本を気に入っていますが、一緒に読んでいた息子はいまいち内容が理解できていなさそうでした。

このお話は、ペンギンなのに寒がりなペンギンがどうにかして寒さを何とかしようとするお話でした。でも、このペンギンのやることがなかなかうまくいかないのを見てうちの子は、「何やってるんだよ〜！」と言いながらも、このかわいいペンギンの姿に癒されていたみたいでした。

少し小さめでおしゃれなたたずまいの絵本です。
さむがりのペンギン。なんとか寒さをしのごうと、マフラーを編んだり、焚き火をしたり体を動かしたり。
でもやっぱり一番温まるのは。。。そのシーンを見ると、ほっこり温かくなりました。
バレンタインにチョコと一緒に好きな人にあげたりしたら、おしゃれかなと思います。

子供向けだと思っていたのですが、完全に大人向けですね。
3歳の息子にはたき火をしたら氷がとけて落ちてしまうとか、最後に子供が出てくるところとか、ぜんぜんわからなかったみたいです。（笑）
唯一、スケートして転んでしまうところは声に出して笑っていました。

文章が少なくて、余韻を楽しむ絵本だと思いました。

ペンギンだけど、とっても寒がりなペンギンのお話。
いろいろやるけど、なかなかあたたかくなりません。
そんな彼があたたかさを得たのは…。
字は少ないですけど、大人向けかも？と思わされるラストでした。
バレンタインなんかにいいのではないでしょうか。

スケートしたり、マフラーを編んでもなかなかあたたまらないペンギンさん。

最後は、ハグしたらあったまった！

親子でハグしながら読んで楽しめました。

絵が可愛いですね。

内容はシンプルなので、園児〜小学校低学年までかな。