ふしぎな はこ(評論社)
箱のなかにはいっているのは?!
きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
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村人に嫌われていたおにぼうは、大雨で村が流されそうになり、庄屋たちに助けを求められます。大岩を落として、あふれる水をとめようと、おにぼうがありったけの力をこめます。おにぼうの身の危険が及ぶことを村人達は知っていた。でも、亡くなった母鬼がおにぼうに最後に残したあの一言を、ずっと胸に留め守ってきたおにぼうの優しさを利用した人間達。大切な人間の大岩を突き落とし、振り返ったおにぼうのあの笑顔がジーンと響きました。読み終わった後、4歳の娘は、目に涙を溜めていました。そんな本に出会ったのは初めてです。
投稿日:2021/02/07
お母さんを亡くした後、寂しくて、人間と仲良くなったおにぼう。 仲良くするために、人間の子供達にとても優しく、親切にします。 人間の子供達にもその気持ちが伝わり、仲良くします。 けれど人間の大人がおにぼうが鬼だというだけで排除してかかり・・・ そして自分達が困った時に、おにぼうを利用するような手段に出て・・・ 人間の方がよほど「鬼」に思える展開に、胸が苦しくなってきます。 頭に角がある、肌の色が違うというだけで、異形のものだと決めつけることは出来ない。 心の中の「鬼」が、読んでいる人にも見えた時、誰が本当の「鬼」なのか、考えさせられます。
投稿日:2020/12/31
まるで民話のようなお話しでした。 くすのきしげのりさんの創作童話です。 鬼の子「おにぼう」と、村の人間たちとの共存の道はあるのか・・・・・。 最後まで、大人たちの考えはおごったままで残念でした。 挿絵は伊藤秀男さん。「おこだでませんように」のベストコンビです。 1ページ内のテキスト(文章)につかれている文字の大きさも量も、本を読みなれているお子さんなら、気軽に読めそうです。 こういう良い作品。人の善悪を問うような道徳的な物語は、薦める大人のほうが好きです。 子どもたちに進めるとき・読んであげるときは、どうぞ力を入れすぎずに、こんな話があるんだよ」程度の気持ちでお願いします。 彼岸花が綺麗に咲く時期に読んでみてはいかがでしょうか。
投稿日:2017/09/25
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