「たっちんのヤダッ!」 ママの声

しかけ絵本で、ページをめくるたびに場面がかわる楽しい絵本でした。
こどもが気に入ってる絵本ですが、お母さんが読むにもいいかもしれません。
ちょうど今、息子が何でもイヤだ！と言って私を困らせます。まさに、たっちんのようです。
お父さんお母さんには、本の最後にある、作家のことばまで是非読んでほしいです！
どの子も通る道でしょうが、大切な今を受け止めてあげたいなと思いました。

娘が4歳のときに図書館で借りてきました。
ちょっと見てみたらしかけ絵本だったので読んでみたくなったようです。

読んでみるとお風呂に入りたくない「たっちん」がお母さんと言い合いしながら逃げていくお話。
何を言ってもなんだかんだ理由をつけて「いやだ」という「たっちん」。うちも色々わかってきたとはいえ、まだ「ヤダ」と言うことも多いので、なんだか身近なお話でした。

最後は結局お母さんの言うとおりお風呂に入ります。
そのときに「ほらやっぱりお母さんのいうとおり」と言わないのが素敵なお母さん。
笑って一緒にお風呂に入っちゃうんです。
私もこういうお母さんになりたい、と思いました。

たっちんがお母さんに「お風呂に入りなさい」と言われて、逃げ出すというお話でした。逃げ出すのに、入り口と出口が穴あきにされていて、面白い絵本でした。逃げながらの、ママとたっちんのお話もとても笑えるもので、読んでいるだけで笑えてきます。
良く考えている絵本だなと思いました。小さい子にも楽しんで読んでもらえる絵本だと思います。