シナモンが大好きな娘。図書館で見つけ借りてきました。
キャラクターとしてしか知らなかったシナモンですが、この絵本を読んで、シナモンは男の子だったことやシッポがシナモンロールに似ているからシナモンだとか、空を飛べることや空から生まれたことなど、私もシナモンについて初めて知ったことがたくさんありました。
シナモンのおうち「カフェシナモン」で金色の丸い物を拾ったシナモン。暗闇から抜け出すと、金色の丸い物の落とし主シャルロットと出会います。シャルロットは最愛の飼い主と離れ、迷子になっていました。そこで、シナモンは飼い主のジャンを一緒に捜してあげるというお話。
飼い主を捜している時、パリの素敵な様子を絵に描いてあるのがいいです。セーヌ河、エッフェル塔、サクレ・クール寺院など、パリのいろいろな場所を一緒に旅しているようで素敵です。
私が気に入っているのは、「カフェシナモン」と「パリ」の絵の違い。色の違いがあって、何と表現していいのか分かりませんが、場面がよく分かったし、なんかおしゃれな感じがしました。
これがパリジャンのセンスでしょうか?
娘には、ちょっと長いかな?と思ったのですが、ちゃんと最後まで聞いています。
シナモンの優しいところや犬と飼い主との愛が伝わってくれればいいと思います。