表紙の赤いタグにタイトルが書いてあるの、とても印象的でよかったです。
どこの国の出来事なのか明確な描き方はされていませんし、後書きみたいなものもありませんでした。
おそらく多くの国で起こっている紛争の全体像をまとめられた形なのかなぁと、思いました。
国を出て別の国で生きていかなければならないほどの戦争って、言いたい何なんでしょう。
国は人々の暮らしををよくするためにあるものではないのでしょうか。
主人公の「ぼく」が生きるために国を出ていく旅を見ていて、胸が苦しくなりました。
本って、やっぱり素敵で大切なモノなんだんだと思います。
最近はスマホでも本が読めますが、私はやはり紙の方が好きです。表紙や質感、見開き、厚みそういったもの全部が好きです。