新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

きんのねこ」 ママの声

きんのねこ 作:八百板 洋子
絵:平子真理
出版社:福音館書店
税込価格:\429
発行日:2006年11月
評価スコア 4.61
評価ランキング 4,101
みんなの声 総数 22
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  • いい例と悪い例

    ベラルーシの昔話とかいてありました。

    金の魚と似たお話です。

    自然に感謝し、つつましく生活している老夫婦の

    お話です。

    十分生活ができているのに、まだ欲をかく。

    これがどんな結果をまねくのか、身にしみるほど

    つたわりました。

    最低限の生活ができている以上、あれこれ

    望むのは、欲張りなのかな・・と少し思いました。

    投稿日:2014/10/06

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  • 足るを知る

    「足るを知る」とは、欲を出さず、自分に必要なものだけで満足していくあり方です。欲を出さず、日常生活を大事にしていきたいと思わせてくれる本です。子どもの時に、こういう絵本に出会っておくといいなと思いました。

    投稿日:2007/05/27

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  • よくばりはいけません

    むかし、おじいさんとおばあさんが、しらかばの森のそばでなかよくくらしていました。その年は寒くて、小麦も野菜もほんの少しかとれませんでした。最後のパンを分け合って食べ終わった時、おばあさんがいいました。
    「もう食べるパンがありません。しらかばの木を切って、売って、パンを作る粉を買いましょう。」
    おじいさんが、翌日、しらかばの木を切ろうとした時、一匹の金のねこが現れたのです。しらかばの木を切らないでと頼み、そのかわりに欲しいものをあげるからと言うのです。
    家に帰ると、なんとパンを作る粉があったのです。
    ふたりの欲しいものはほんの小さなことばかりでした。それをきいた隣のよくばりなふたり…
    金のねこが出してくれたものは…
    正直に生きて、つつましく生きた方が良いとのことのようです。
    気になるのは、この金のねこの正体。背筋をぴんと伸ばして立っている表紙の絵からして、ただ者ではなさそうです。

    投稿日:2015/02/03

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  • 必要なだけ

     貧しくても、必要なものだけで満足する、おじいさんとおばあさん。お金持ちでも、気持ちに余裕がない、おやしきのだんなとおくさん。このようなお話は、日本むかし話にもあるなと思いました。わかりやすい教訓は、どこにでも伝わっているんですね。

     赤い刺繍は、ベラルーシの民族衣装なのでしょうか。刺繍の模様もていねいに描かれていておもしろかったです。
     表紙の、すっくと立っているネコには、不思議な強さを感じます。

     すみずみまでていねいに描かれた絵は、見応えがありました

    投稿日:2012/10/02

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    1
  • 慎ましい

    子供が、すっかり気に入って「買ってちょうだい」とお願いされたくらいです。
    でも、在庫があるかな・・・
    図書館から借りてきて3日目の今では、自分ですらすら読んでいます。

    お話は、日本の昔話でもあるような、正直で貧乏なおじいさんと、欲張りでお金持ちの男の人が登場します。
    おじいさん・おばあさんの控えめなお願いには、本当に感心してしまいました。

    子供は、この本で「つつましい」という言葉を覚えました。

    投稿日:2011/11/08

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  • 立ち姿の美しい猫

    • びえんさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子7歳、女の子4歳

    バラルーシの昔話だそうです。
    表紙の立ち姿の美しいねこに魅かれて、図書館で借りてきました。

    内容は「欲張ってはいけない、必要なものを知る。」という教えのお話です。
    まずしいおじいさんとおばあさんが明日のパンもなくなって
    粉を買うために森の白樺を切ろうとする。するときんいろのねこが
    現れて、「どうかきらないで。お礼にどんな願い事でもかなえます。」と。
    昔話にありそうな展開でお話がすすみますが、ほのぼのとした絵のタッチと、白樺を切ろうとするときのおじいさんの姿の迫力とのギャップで
    どんどん引き込まれます。

    小学校の読み聞かせにもよさそうだなと思いました。

    投稿日:2009/03/10

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    1
  • つつましく欲のない人

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子9歳、男の子5歳

    娘が私よりも先に読み、「いいお話だったよ。この話、好きだな。」と一言。なるほど、そういったわけがわかります。

    金色の猫は、食べるものに困ったおじいさんをみて、優しさを配ります。そして、おじいさんも、そのことから欲張りにならず、必要最低限のものをほしいがために、白樺の木を切ろうとやってくるのです。

    つつましく欲のない人という言葉が本の中にでてきます。このような人こそ、心が幸せになれるのだなあと、しみじみ思いました。
    与えられたものに感謝し、多くは望まないおじいさんとおばあさんに、神様はきんのねこを送って、幸せを与えたのだと思いました。

    生活するうえで、一つの教訓を得たような、そんな気がするのでした。

    投稿日:2008/08/11

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    1
  • 東西を問わず

    ベラルーシのお話を読むのは初めてのことですが、民族的には、夫の祖国に非常に近い国のお話で、興味深く読みました。うちでは、ちょうど数日前に、おなじく「こどものとも」の「こしおれすずめ」という日本の昔話を読んだばかりでしたので、正直者のおばあさん(「きんのねこ」のほうは老夫婦)と、欲張りないじわるばあさん(隣の夫婦)という設定と、その結末の対比がおもしろく、東西を問わず、世界中で似通った話が語り継がれていることに、昔話のすばらしさを再認識する思いでした。昔話のよさというのは、子どもの心にもストレートに伝わるところだと思います。娘も、この本を読んで、「欲張り」という言葉と、その意味も知り、いつも娘に対して、「自分からプレゼントをほしいと求めたり、何かもらっても、こんなものつまらない、とか、もっとほしい、なんて言わないで、どんなものでも、うれしいな、ありがとう、という気持ちで、大切にするんだよ」と言っていることとつながったようで、私がくどくどと口をすっぱくして言うよりもインパクトがあったみたいでした!お話の最後に、「もっと大きなお屋敷をくれ」と求めた欲張り夫婦の家が消え、粗末な小屋になってしまうのですが、娘は、「こしおれすずめずめ」のラストシーンと結び付けたのか、「欲張りな人は、シロアリさんがいっぱい来て、おうちも食べちゃうよね!」と言ったのには、笑ってしまいました。

    投稿日:2008/07/18

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  • 慎ましやかであれ。

    • 橘朔夜さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    よくあるお話ですよね。
    貧乏な老夫婦と欲張りなお隣さん。
    貧乏だけれど心が綺麗だから、金色の猫が「なんでも願いを叶えよう」と言ったけれど、その時欲しいモノを正直に答えました。
    金色の猫は大変感動して、この老夫婦を幸せにしてあげます。

    かたや、欲張りなお隣の夫婦はあまりの欲深さの為に猫にひどい目に遭わされてしまうわけで…。

    欲張りなお隣さんの結果は仕方無いとは思っていても、やっぱり人は心清らかに過ごしていくべきだなと思わせる本です。

    投稿日:2008/07/14

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  • ミステリアスなねこ

    勧善懲悪といいましょうか・・・
    正直で欲のない人と強欲でイジワルな人と
    その人となりに合った報いが必ずくるもんだという
    ベラルーシの民話はとても子どもにも分かりやすかったのではないかと思います。

    白樺の精(?)のきんのねこのミステリアスな雰囲気と隣の強欲な夫婦の顔つきがいかにもイジワルなのがやけに印象深かったです。

    投稿日:2008/01/27

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