「はじめての世界名作えほん(12)おおかみと七ひきのこやぎ」 ママの声

私自身、小さい頃に読んだきりだったので、ラストが赤ずきんちゃんと同じような感じだったのをすっかり忘れてました。
子供は初めて読みました。
この絵本を読む前に、ヤギとオオカミがお友達になる別の絵本を読んでいたので、とても衝撃的だったみたいです。

お話としては、オーソドックスなみんなが知っているあの話です。あの手この手を使って、お母さんヤギに偽装したオオカミにうまく隠れた一匹を残して子供たちが食べられてしまう、という。
私は、幼児期にこの話を初めて読んだ時のことを、子供に読み聞かせをすることで思い出しました。
…正直、執拗に子ヤギを狙うオオカミも、食べられた子ヤギを腹を裂いて救出するシーンも、腹に石を詰めてオオカミを溺死させるという展開も気味が悪くて嫌でした。
その嫌悪感も含めて、意外と絵本の記憶というのは大人まで残っているものだなと改めて実感しました。

うちの子供の反応はいまのところこれといったものはないので、どういう感情がのちに残るかわかりませんが。
本屋さんで自分で選んできた「知っている話の本」だったので、気に入っているのかもしれません。

このシリーズ、なにより安いのがありがたいです。１冊３５０円でこの内容でしたら満足です。
１年生の娘は一人で読んでいます。漢字にもルビがふってあるので助かります。知っているお話であることが安心につながるようで、このシリーズは一人読みにぴったりだと思います。

「おおかみと7ひきのこやぎ」のお話は，とても有名で子供に読み聞かせたいと思う親御さんも多いかも知れませんね。
こちらの「おおかみと七ひきのこやぎ」の絵本は，オールカラーイラストで小さなお子さんにも読み聞かせしやすいように思います。
小さい子にも受け入れやすい可愛いイラストにも思いました。