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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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しあわせの牛乳」 ママの声

しあわせの牛乳 写真:安田 菜津紀
著:佐藤 慧
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,980
発行日:2018年03月15日
ISBN:9784591158135
評価スコア 4.6
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  • あぁ飲んでみたい

    母が昔
    「牛を飼っているおうちに遊びに行ったときに、
    おやつで出してもらった牛乳の味が忘れられない」と
    言っていたことがありました。
    この本を読んで、その話を思い出しました。

    この本の主人公、中洞正さんは
    山地酪農を実践してきた人で
    その困難さは、児童書としてさらりと書かれていた以上に
    色んな事があったと思います。

    現代は、効率を重んじて
    あるがままの自然なことを、自然なままで流通させることの
    なんと難しいことか・・。

    アレルギーの持病があり
    長いこと牛乳を飲んでいない私も
    自然なままのこの牛乳なら
    飲んでも痒くならないんじゃないかという気がしました。

    疫病が流行るこのご時世、
    人間に本当に有益なものを見極めることが必要かもしれません。

    投稿日:2021/01/24

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  • 命をゆずっていただく

    安価で流通している牛乳を得るために、牛に背負わせているたくさんの苦しみや負荷を知った。

    自然放牧ではない牛は、狭い牛舎で飼育されるため、運動不足は避けられず短命になってしまう。人工飼料を与えられるのも短命の原因になる。

    乳製品の原材料が牛であると考える発想からは、牛は原料の元でしかなく、そこに生命の尊厳という気持ちは失われてしまう。

    山地酪農という方法で、牛に負荷をかけずに生きる中洞さんの生き方は、考えさせられるものばかりだった。

    乳脂肪分が、3.5%にならないと買い取り額が半値になってしまう点も驚きだった。

    山地酪農を日本で継続していくことの難しさを、中洞さんが克服していく姿にも、頭が下がった。

    自然の中で生きる牛たちの自然で美しい姿にも心打たれた。

    いつか、中洞さんの牧場の牛に会ってみたいな。しあわせな牛乳を飲んでみたいな。

    どんな生物も人間と同じ地平で生きている。根源的なことに気づかせてくれた一冊だった。

    投稿日:2020/09/05

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