「おふろはいらないもん！」 ママの声

　お風呂が嫌いなトラのぼうや。
　お母さんに誘われても、茂みに捕まって「入らない！」とがんばるページに笑いました。
　さて、どうなるのかしら？と読み進めたら、一生懸命遊んでどんどん汚れてしまって、水面に映る自分の姿に見入って．．．。

　ジャングルの中は、どの動物のお母さんも子供たちの優しいお母さんなんですね。
　サルもクマもゾウも、．．．もみんなトラのぼうやにお風呂を勧めます。
　“川”っていうお風呂は、いつでもどこでも入れて便利ですね。
　何よりも、ぼうやがお風呂の楽しさに気づけてよかった。

愛らしい主人公を描いた表紙が気に入ったのでこの絵本を選びました。主人公が自分の思うままに身体を動かす様子がかっこ良かったです。人にどう思われようと自分の意志を貫く様子に感動しました。やってみる事によってお母さんの言葉を理解する様子も素晴しいと思いました。お風呂の気持ちよさを感じられる絵本です。この絵本を読む事でお好きになるのが良いと思いました。

３歳の娘は時々お風呂を嫌がります。まだ遊んでいたいというんですね。この絵本に出てくるトラのぼうやも同じです。いくら「おふろってたのしいよ」と伝えても、「だってきらいだもん」の一点張り・・・　わんぱくぼうやぶりが目に浮かびます。でも最後には自分で気づき自分で綺麗にすると同時に、お風呂が楽しいことだと分かります。　娘もなかなかお風呂に入らないトラのぼうやに、「ダメよね〜入らないと」と自分のことを棚にあげて言っています。色んな動物が登場して、色々な遊びをしているところも魅力な絵本です。

おふろはいらないもん！
と息子が頻繁に言っていた時に　この本と出合いましたので
早速　読んであげました。
息子は黙って聞いていました。
どんどん汚れていくトラをみて、
汚いねぇ〜・・・と言うようになり、
少しは効果があったみたい。
今では　おふろ、入る〜！　です。