「地球のこどもたちへ」 ママの声

よく見かける有名な画家の方ですよね？

写真のような、でも、表情は読み手に訴えかけてくるような・・・

地球と動物とのコラボがとても自然で、センスがあり、文といっしょにインパクトがあります。

ひとりひとりの環境を思いやる気持ち、愛する気持ち、何かをしようと行動を起こすことは、小さくても、それが、ひとりひとりから、次のひとりひとりに繋がっていけば・・・

母なる地球様、貴女のこのメッセージを、伝えていきたいです！

シム･シメールの絵が好きなので買いました。

母なる地球からのメッセージが載っていました。
決して咎めるでもなく怒るでもなく、静かなるお願いが綴られていました。
その横に、動物たちのイラストが載っていて、その目が時折悲しく見えるのは私の気のせいでしょうか。
ゆっくりと読み上げ、動物たちの絵を眺めていると、静かなる願い、それは切実な願いでもあると読み取れます。

子供は神妙に聞いていて、終わってからなぜ地球が苦しんでいるのかとか聞いてきました。
そこでゆっくりと今の地球の現状を説明すると、動物のイラストの絵を黙ってなぞっておりました。
言葉には出来なくてもなにか感じ取ったのだと思います。

小さなお子さんには読んであげるだけで良いと思います。
小学生のお子さんには共に話し合う機会になるのではないかと思います。

地球の年齢は　およそ４６億年といわれているそうです。
生命体の誕生の時期は　よく知りませんが
今　地球上に存在する命は…　
たった一つの命から始まったと考えられているみたいですね。
この絵本は　そんな事を思い出させてくれます。

（地球が求めている救い）の言葉の中に
「地球上の命は全て兄弟であり家族である」という事が何度も出できます。
だから　傷つけあってはいけない…とも。
絵に添えられている　小さな字で書かれた文章にも
とても強いメッセージを感じます。
フクロウ・アフリカゾウ・クロサイ…
これらの動物を絶滅の危機に追いやったのは　私たち人間。
人間の欲や生活のために　地球が悲鳴をあげ
かつては同じ生命体であった仲間を苦しめているのです。

こんな現実を知ったら
それを人に伝えていくことが　地球を救うことにつながるのかもしれません。
何でも「知る」ことが　スタート地点になりますよね。

高学年くらいのお子さんから大人向き…といったところでしょうか。

《親愛なる地球のこどもたちへ》
　　「これは助けを求める手紙です。
　　　私は、惑星、地球。ただの星ではありません。
　　　あなたがたの住む家、母なる地球なのです。
　　　そしてあなたと同じ様に、わたしのからだはたったひとつきり。
　　　ひとつしかないとういことは、
　　　特別な、かけがえのない存在であるということ。
　　　いつも愛され、大切にされなければならないということです。あなたと同じように。」

母なる地球から子ども達へのメッセージの形をとって語られる環境アーチストの絵本です。
宇宙・自然・生き物が一つのキャンパスの中で溶け込んでいる独特の作品は、
絵画としても多くのファンを集めています。
幻想的でファンタジーの世界を感じさせる空間。
その空間の中で生き生きとして存在感溢れる動物達。
その愛らしい表情は、言葉で言い表せないようなたくさんの思いを伝えているようです。
イルカ・ゾウ・トラ・・・海から空から大地から・・・。
様々な動物たちの願いが込められた絵が１頁１頁に・・・！

　　「さて、あなたにできること、
　　　わたしのため（母なる地球のため）に、いちばんしてほしいことって、なんだと思いますか？」