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いってらっしゃーい いってきまーす 」 ママの声

いってらっしゃーい いってきまーす 作:神沢 利子
絵:林 明子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1993年04月
ISBN:9784834001822
評価スコア 4.46
評価ランキング 10,931
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  • 子どもの目線

    なおちゃんが保育園に送ってもらって、
    迎えに来てもらい家に帰るまでの一日が描かれています。

    お母さんと子どもが会社に行くお父さんを見送るのではなく、
    お父さんがお勤めに行くお母さんを見送り、なおちゃんを
    自転車に乗せて保育園に送っていきます。
    ジェンダーフリーの本です。
    今ではそんなに珍しい光景ではありませんが、
    この本の初版が1983年ということに驚きました。
    家庭の様々な環境、家族構成があって、それぞれの役割を
    こなしているということ。
    そういったことをすっと受け入れられるような気がしました。

    前半は自転車の高く周囲が見渡せる目線、
    保育園では子どもが見渡せる目線、
    お母さんと帰るところでは子どもの目線と、
    展開に沿って距離感が全く違うところが面白いです。
    それだけで走ったり歩いたりしているスピード感も
    伝わってくるようです。
    なおちゃんが一生懸命お母さんに話しかけているところも、
    自分だったら何て答えるかな、なんて考えながら読んでいます。
    息子はなおちゃんが信号のボタンを押すところが自分の姿と
    重なるようで嬉しいようです「ボタンおされちゃったね〜」
    なおちゃんの気持ちに共感している様子。

    お父さんにもぜひ読んでほしい本です。

    投稿日:2012/06/16

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  • おすすめ!

    • Iママさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子3歳

    2歳の娘と読みました。自分と同じ年頃の女の子、なおちゃんが主人公で娘は嬉しくなったのかちゃんと聞いてくれました。親子の会話や小さな子の居る家族の生活、身近に感じれるストーリーで読みやすかったです。娘も良くパパと自転車に乗るので、娘もなおちゃんがお父さんと自転車に乗っているシーンをみてものすごく喜んでいました。

    投稿日:2011/09/05

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  • 絶版なんてもったいない

    1歳9ヶ月ですが
    じっと最後まで聞いてくれます。
    文章も絵もとっても楽しく面白くて
    この絵本が絶版なんてもったいない!
    どうしても欲しい!なんて思っちゃいました。

    親は仕事に出掛けるけど
    保育園であったことをちゃんと話したり
    お母さんも子供のやりたい事をやらせたり
    とってもあったかい家族なんです。

    明日もこんな日だろうな、って心が癒されました。
    我が家も主人が自営で会社にいくわけでないので
    重ね合わせて喜んでいます。
    自転車で仕事場へ通うので、お父さんだ、と言います。
    ママが迎えに来ると、ママ、と指差すし、
    対象年齢よりも低いですが、家族の温かいことは
    幼児でもわかるんですよね。

    ぜひ復刊してほしい!

    投稿日:2011/01/29

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  • 保育園の一日

    なおちゃんとおとうさんが自転車に乗って
    保育園に向かいます。
    そして保育園で一日過ごし、家に帰るまでの流れを描いています。
    朝お父さんと自転車でする何気ない会話がとってもいいですね。
    そして保育園での子ども達の様子。
    娘も自分の姿に重ねたようです。
    “たまごやさん”に皆で出かける場面があるのですが
    そこがレトロな雰囲気を醸し出していますね(^m^)
    今はもうこういう専門店ってなかなかないですもんね。
    さらに“ライスカレー”っていう響きもカッコイイ♪
    余談でしたが・・・
    お母さんとの帰り道、なおちゃんは商店街で興味津々。
    自販機の小銭返却口をいじるなおちゃんの様子に笑ってしまいました。
    これから保育園や幼稚園に通おうというお子さんに読んであげるといいのではないかと思います。。

    投稿日:2008/10/13

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  • “我が家と同じ感”がたっぷり

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    これ、なかなか凄い絵本ですよ!
    なおちゃんの(特別ではない)普通の一日を描いたものですが、あらすじと言えるようなすじがなく、ひたすらなおちゃんの様子を追いかけています。
    それが、まさに子どもの一日なのです。
    大人では気がつかなかったり、気にも留めないようなことがいっぱい出てきて、ついつい「そうそう、ウチの子もこんなだった!」と思ってしまいました。
    親子の会話もとっても自然で、“小さい子がいる家庭で展開されるであろう日常”がそのまま描いてあるようです。
    “我が家と同じ感”が全ページに溢れていて、思わす頷いてしまう絵本でした。

    投稿日:2007/06/26

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  • なおちゃんとお父さん・お母さんの「いってらっしゃーい いってきまーす」からはじまる、とある一日のおはなし。
    なおちゃんは保育園へ、絵描きのお父さんは絵を描きに行く前になおちゃんを保育園に送りに、会社勤めのお母さんは夕方のお迎えを担当。変わらぬ毎日がこんなにも彩りよく描かれると私たちの毎日も本当にかけがえのないものなのだなと思わずにはいられません。

    ちなみに、伏線がたくさんの絵本で何度読んでも面白いです。
    表紙の屋根の上にいる青い鳥。実はほとんどのページにずっと描かれています。そして、青い鳥という文字もどこかにかくされています。
    そして、林明子さん好きには思わず「わー!」となる、パン屋さんも。
    何度もページをいったり来たりしながら読むのも楽しいですよ。

    投稿日:2024/07/25

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  • なおちゃんの一日

    なおちゃんの保育園での一日の生活の様子が描かれたお話でした。「保育園での生活ってこんな感じだよね」と子どもと話をしながら、読ませていただきました。特段、事件やハプニングは起こらないストーリーでしたが、だからこそ、逆に魅力的なお話のように感じました。

    投稿日:2022/10/21

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  • 何気ない日常

    なおちゃんの、いってきまーすから、ただいま、までの1日を描いた物語。

    何か特別なことがあるわけではないのですが、
    そうそう、子供ってこんな感じ!と思わず頷きたくなる場面が沢山で、楽しかったです。

    でも、この絵本で一番嬉しかったのは、
    保育園帰りに立ち寄ったお肉屋さんに、ぼくのぱんわたしのぱんの絵のポスターが貼ってあったこと!
    見つけた時思わず、大きな声が出ました。

    投稿日:2020/05/15

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  • 何気ない日常の様子が描かれています。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子2歳

    ストーリーが実生活と類似しているので、イメージしやすいです。絵本の中に描かれている保育園への送り迎えに経験するエピソードやタバコ屋さんのおばあさんとの会話、設定に時間の流れを感じますが、我が子は絵本の中の主人公の女の子と自分とを重ね合わせて見ていました。

    投稿日:2019/03/18

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  • 思い出の一冊

    私が保育園児だったときに大好きだった本です。
    何回も何回も読んで、すり切れてしまったほどです。

    保育園に行くときの自転車の風、お友達に会ったときの様子・・・わくわくするあの感じは、まさに保育園児の私が感じていた気持ちそのものでした。
    たばこ屋さんのおばあちゃんが気になったり、お肉屋さんや八百屋さんでの子どもの目線も、さすが、と思う描写ばかり。
    保育園のお昼ご飯の様子やお昼寝の様子、降園するときにフェンスをつたって歩く姿も・・・本当に保育園の様子そのものです。

    特に、手押し式信号でのなっちゃんの様子には笑ってしまいます。自分で押して信号が変わったときの優越感・・・でも、私もそうでした。
    年長さんになったときには、この絵本を真似て、「保育園の1日」という名前で、自分で絵本を書きました。その絵本が実家にとってありました。

    その私も今や二児の母。
    娘も保育園へ毎日楽しく通っています。その娘にも、この絵本を読み聞かせしています。

    投稿日:2015/08/31

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