タイトルは、悲しそうに思えますが、
最後は、誰かに抱っこされたかのようなほっこり温かくなるお話です。
なまえのないねこは、なまえがあるねこがいること、犬にも、さらには花にまで名前があることを知ります。そこで、自分で自分の名前を探しに行きます。
でも、名前を探していて最後に気づくのです。
名前が欲しかった訳ではなかった、ということを。
それはどういうことなのか、是非読んでみて下さい。
3歳になりたての息子に読みましたが、何か心に響くものがあったのか、名前をつけてあげていなかったヌイグルミに、名前をつけて呼んであげていました。