マックロスキーの本ということで読んでみました。
歌がうまく歌えなくてハーモニカを練習するレンティル。
引っ込み思案の男の子が成長する話なのかなと何気なく読んでいたのです。
にがむしじいさんのレモンのあたりで、息子と大爆笑しながら読んでしまいました。
言っておきますが、決して不真面目なお話ではないのです。
ないのですが、じいさんが屋根の上でレモンを吸っている、それだけで「何この人?」と思うし、それを見た楽団の人々の顔といったら。
ものすごいインパクトでした。
普段は、一回しか同じ本を読まない息子がとても気に入って、三回もリクエストしてきました。
途中からの展開の意外さは、今年のベストワンかもしれません。
マックロスキーの本は、よく読んでいるつもりだったのですが、びっくりしました。
もちろん、読みどころは、にがむしじいさんだけではありません。
マックロスキーのまだ読んでいない他の本も読んでみたくなりました。
このレビューで、魅力を充分に伝えるのは難しいのですが、ぜひ読んでみてください。