古い絵本なので図書館にあると思います。保育所の本棚で見つけた時、ようやくめぐり会えたと思いました。幼い頃から、GWは父の里に遊びに行く事になっていて、ここが本当に山の中に家があるので車から降りて、荷物は木を運ぶ「さくどう」みたいなケーブルで運んでいました。リュックを背負って手をひかれながら険しい山道を登った事を昨日のように覚えています。そんな体験が、この絵本とオーバーラップして大好きだった本です。
山にしかないいろんな珍しい植物も出てくるので、大人になって読んでみても「へー」とためになりました。子どもたちも、いろんな難所をくぐりぬけ頂上を目指す兄弟に共感したのか、「やまのぼりに行く」と近くの山に登りに行きました。4歳の兄は一度遠足で登っているので、へっちゃらですが3歳になったばかりの弟も、励ましながら頂上まで登りきりました。絵本で読んだことを、実生活で体験して思い出深い出来事でした。