あべ弘士さんの「どうぶつニュースの時間」が大好きな息子なので、きっとこの本も気に入るのではないか?と思って図書館で借りました。
・・・案の定、すごくハマりました!
6匹(といっていいのか・・)の動物達が句会を開くのですが、それぞれのキャラクターが、動物の特徴をうまく生かした設定になっているんです。
句会の代表は、白ふくろうの「雪野 袋」さん。このネーミングもニクイですよね。
春夏秋冬、1年にわたって4回句会が開催され、その様子が実況中継のように描かれています。
それぞれのメンバーが読む句が、なかなか面白いのです。
おふざけの句もあれば、名句もあり。
それぞれの筆跡で書かれた句がそのまま載っていて、その横には句の内容を上手く表した挿絵があって楽しめます。
私は、ゾウのハナさんの句にやられました(笑)。
息子は、カワウソの河くんの句が面白かったようです。
この本を読んで、息子は5・7・5の句を詠むのが小さなブームになりました。
一応最初の方に季語、なんて話も出てきますが。
俳句とはなんぞや、と構えずに読める楽しい絵本です。