全体に淡い色合いの絵本で、桃の節句の桃色がとても引き立った絵本です。
表紙には、ぼんぼりを持ったひなまつりこびとさんと、淡く桃色に色づいた
山と一軒の家が描かれています。
ひなまつりこびとさんの家なのでしょうか?
『春ですよ、起きなさい。』とこびとさんに呼びかけているような山の風景です。
目を覚ましたひなまつりこびとさんは、ひなまつりの準備をしますが、ぼんぼりが・・・
こびとさんがぼんぼりを探しに行くと、かわいい赤ちゃんのために、ひなまつりをするねずみさんがいました。
ひなまつりを祝う気持ちは、みんな同じです。
ぼんぼりに桃の花びらが舞い降りて、ぼんぼりに桃色の灯がともります。
とても柔らかくて優しい灯りです。
ぼんぼりに灯されたおひなさまも、愛らしく可愛いです。