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講談えほん 西行 鼓ヶ滝 」 ママの声

講談えほん 西行 鼓ヶ滝 作:山村 浩二 石崎 洋司
監修:神田 松之丞
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2019年11月28日
ISBN:9784065179680
評価スコア 4.78
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  • 和歌三神

    神田伯山さん監修の「講談えほん」シリーズ。
    宮本武蔵や大岡越前を読んで、とても面白かったので、こちらも読みたいと思いました。
    有名な歌詠、西行法師のお話。
    自信たっぷりの一句を、爺さん、婆さん、孫娘に手直しされます。
    流石の西行さん、素直に認めるところが好感が持てますね。
    石崎洋司さんの文章、山村浩二さんのイラスト共にお話にぴったりとあっていてとても読みやすかったです。

    投稿日:2021/03/19

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  • 山村浩二さんの描く西行、つぼでした。

    講談絵本です。
    ボランティア仲間から紹介してもらいました。

    元が「講談」の話ですから、声に出してこそ、楽しい作品になっていますので、読み聞かせにはお薦めです。
    山村浩二さんの描く西行も、いかにも芸術の才がありそうな、ちょっと個性的なおじさんでよかったです。

    西行は平安時代の歌人です。和歌のこともある程度理解していないと、話が全然面白くないので、読み聞かせに使うなら小学校高学年以上、中学生・高校生などのお教室でお薦めします。
    この作品を機に、和歌に興味を持ったり、講談に興味を持ったりしてくれる子どもたちが増えてくれたら素敵ですね。

    投稿日:2020/08/25

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  • しみじみ読みました

    この本に出てくる鼓ヶ滝は、地元です。
    でも、地名駅名にその名を残すだけで
    実際の「滝」はありません。
    あったものが無くなってしまったのか、
    川の急流のこぶこぶ部分を指していたのかは、
    わからないそうです。

    なので、このお話は、地元民なら知らぬ人はいないので
    お話の筋より
    神田松之丞さん監修でどんなふうに語られているのかが気になって
    手に取りました。

    得意になっていた西行が、夢幻を見て
    あぁ自分はうぬぼれていたのだなぁと気づくという
    現代の世の中であっても通じる
    教訓を含んだわかりやすい話を
    これまた「正確に」過不足なく、わかりやすく説かれていて
    とても好感が持てます。
    安心してだれにでも進められる、美しく完成されたお話になっていました。

    「正確に」とは、鼓ヶ滝のルビが「つつみがたき」となっていたからです。
    漢字そのまま読めば、つづみがたきとなるので、
    いろんな媒体で、間違っているものを多数見かけます。
    ただローカル線の駅名は「つづみがたき」なので
    注意が必要です(^-^;

    投稿日:2020/07/11

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  • 歌を感じることも出来ます

    歌を詠むのが面白くて仕方ない、上手に出来ていると鼻高々。
    そんな西行が出会った人達とは・・・

    上手に歌が詠めたと嬉しくて仕方ない西行が出会った三人。
    控えめながらもズバリ!的確に指摘していきます。

    何だかその様子がくすりと笑えるような、あいたたた・・・と身につまされるような、ちょっと不思議な感覚に。
    でも小気味よいやり取りの間に、西行に訪れる心境の変化。

    昔の人は雅やかなだけに、心のあり様も素直に受け取れるのかもしれないなぁと感心しました。

    読んだ後、爽やかな気持ちになれる、そんなお話でした。

    投稿日:2020/03/13

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  • うぬぼれないように

    古典落語にもあるようですが、
    講談として有名な、「西行 鼓ヶ滝 」のエピソードを絵本にしたものです。
    実は、この鼓ヶ滝の歌碑の近所に住んでいるため、
    見過ごすわけにはいきませぬ。(笑)
    歌詠み西行法師のエピソードです。
    その名の通り、鼓の音のような滝の様子を歌に詠んだ西行が、
    一夜泊めてもらった貧乏家で、その歌を直されてしまうのですね。
    しかも、老夫婦と孫娘、3人に!
    でも、実に的を得た改作にびっくりです。
    最後のオチはなかなかに教訓に満ちています。
    今作の歌にあるタンポポの花は、歌碑ではしら百合の花。
    この違いは色々調べましたが、不明のままです。
    それでも、地元民としては、小学生くらいから知っておきたい作品だと思います。

    投稿日:2020/02/12

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