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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

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ふゆのはなさいた」 ママの声

ふゆのはなさいた 文:安東 みきえ
絵:吉田 尚令
出版社:アリス館 アリス館の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2019年11月22日
ISBN:9784752009092
評価スコア 4.59
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  • 予想外のドラマチックさです。 受賞レビュー

    とにかくラストが見事。
    ぜひ絵本を広げてゆっくり眺めながら読んで欲しい作品です。
    息子も、私が見たのと同じシーンで「うわぁ!」と小さく声をあげていて、やっぱそうよね!と背後でニヤリとしてしまいました。

    さみしがり屋で泣き虫のこねずみさんは、お友達と思っていた動物や植物が冬支度のために今までのように会えなくなることを嘆きます。初めての四季を迎えながら出会う、1人1人のお友達は宝物。「自他の境目が分からなくなるぐらいの仲良し」という関係性は、子供時代にみんなが経験する全力のお友達ですよね。

    こねずみさんにとっての1つ1つの出会いも別れも、涙なしには語れない大事件になって不思議はありません。なんでも泣いちゃうところがヨシヨシしてあげたくなる可愛さ。特にヤマネくんと抱き合うシーンは、息子も私もお気に入りの愛らしい一コマです。

    美しい作品でした。お話自体も素敵なのですが、絵本である意味を強く感じた一作です。こんな風に人の心を動かせるんだなぁと思いました。おすすめです。

    投稿日:2020/12/07

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    1
  • 冬に読みたい、友情のお話

    関東でも雪予報が出るような寒い時期に、図書館の冬の絵本コーナーに置かれていた一冊です。冬の花?雪のことかな?と思いながら6歳娘と読みましたが、偶然出会った金魚とねずみの友情の物語で、全く想像していなかった展開に驚きと感動の気持ちでいっぱいになりました。

    投稿日:2023/02/11

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  • じーんとする、良い話

    全体的にグレーの暗い色彩。
    その中でひときわ目立つ、金魚の赤色が美しい。
    ねずみと金魚、お互いに抱えた孤独感を共有しつつ、最後はちゃんとハッピーエンドになるところが良いです。

    ねずみくんが、色々な友達に会えない寂しさを吐露するシーンでは、この別れの季節を想ったのか、子供も寂しさに共感した様子。
    金魚の赤い花が咲くシーンがハイライトです。

    投稿日:2021/04/04

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  • 少し長めのお話なのですが、何度も同じような会話が繰り返されるので、途中で中だるみのような感覚になりました。もう少し短くまとまっていても良かったのかなと思います。

    ただ、こねずみと金魚との友情はとても心温まるもので、つばめやヤマネの生態も知ることができて良い絵本だと思います。どのページの風景も冬の寒々しさを伝えていて自然の厳しさなども感じ取ることができました。

    投稿日:2020/12/27

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  • ドラマチックな絵本

    自分が一人ぼっちだと勘違いして泣いているネズミに、物知りな金魚が自然の摂理を教えてあげます。
    ツバメは寒くなると南の国へ行く事や、動物の中には冬眠をするものがいる事を、読者の小さい子供達にも教え、ネズミと金魚が仲良くなりハッピーエンドを迎える話なのね、と思っていたのですが、そこから先のドラマチックな展開は完全に予想外で驚きました。
    氷の下にいる金魚に気づかず泣いているネズミと、必死で自分の存在を伝えようとする金魚。もどかしくて、私も手を貸してあげたくなります。
    冬の花が咲いた場面は、美しくて思わずほぉっとため息が出ました。

    投稿日:2020/12/07

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  • 美しい冬の花

    あまり色を多く使わない絵本。秋冬らしい色味で味があります。
    最後に、美しい冬の花を咲かせるシーンで赤が映えてとても綺麗でした。ねずみも金魚もよかったね。
    ねずみと金魚のやりとりもほっこりと可愛らしくて、とっても素敵でした。

    投稿日:2020/12/07

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  • 心を通わせる

    タイトルの「ふゆのはな」が気になって、手に取りました。
    自信のないねずみと、物知りの金魚。
    住むところも性格も違う二人が、だんだんと心を通わせ、友達になっていきます。
    2人の心の中が、画面に見えてくるようでした。
    優しい気持ちを感じ、心が温かくなります。
    冬のお話会での読み聞かせにも良さそうかなと思いました。

    投稿日:2020/12/03

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  • 良いお話でした

    とても良いお話で楽しく読ませていただきました。

    泣いてばかりのこねずみにお姉さん的な関わり方をする金魚も実は、お友だちができずにいる…
    ここにこのお話の秘密があったように思いました。

    冬に咲いたお花は優しさとhappyの詰まった素敵なお花でした。

    投稿日:2020/12/03

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  • 冬の花って

    一体どんな花が咲いたんだろう?
    とても心ひかれるタイトルです。

    冬になるとツバメは暖かい所へ飛んで行き、ヤマネは長い冬眠に入ります。咲いていた花は枯れ、一年で一番寒い季節。
    そんな中、たった一人で初めての冬を迎えたこねずみが、同じく友だちのいない金魚と仲良くなります。
    でもまた池の厚い氷がそんな二人の仲を阻んでしまい・・

    ひとりぼっちだと思っていた金魚にも、本当はたくさんの仲間がいました。
    自分から殻に閉じこもらないで周りを見てみると、友だちって案外近くにいるのかもしれません。

    こねずみくんも、金魚さんたちが咲かせてくれた冬の赤い大きな花を見ることが出来て、きっと心は春が来たように暖かくなったことでしょう。

    冬の景色の白と、金魚の花の赤がとても美しい絵本です。
    冬の寒い日に読んでも、心がポッと温かくなる1冊ですね^^

    投稿日:2020/12/02

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  • ひとりぼっちじゃないよ

    • ピーホーさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    友達は、みな冬を越すためにねずみくんの前からいなくなっていきます。ひとりぼっちになってしまったと涙を流すねずみくん。
    そんなねずみくんと、仲間となかなか馴染めずにいた金魚が出会い、仲良くなります。
    しかし、池にはった厚い氷が二人の中を阻みます。
    またひとりぼっちになったねずみが涙を流し、それを氷の下から見た金魚も涙を流します。
    冬は、淋しい季節に感じますが、静かさの中にとても美しい情景を見せてくれます。
    ひとりぼっちだと思い込んでいた金魚が、ねずみくんのために、仲間と協力してつくる氷の下の花がとても美しく、目に浮かんでくるようでした。
    ねずみくんと仲間たちがまた再開する春が、待ち遠しくなりました。

    投稿日:2020/11/30

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