どんなお話なのか知らずに一年生の娘に読み聞かせをしました。竜が小さなつぶからうまれたという発想にわくわくしながら、心地よい言葉のリズムを楽しんで読み進めました。
シンプルなイラストが次第にダイナミックに壮大に変化していく様子が素敵で、見開きであらわれた大きな竜の姿は、「ひかる あおい 地球を だいている」という言葉と共に胸に響き、とても感動的でした。
ラストには工藤直子さんの力強い言葉のメッセージが続き、どんな子もありのままで前を向いて生きていけるように背中を押してくれているんだな〜と感じました。娘にも伝わっているといいなと思いながら読みました。多くの子どもたちに触れてほしい一冊です。素敵な絵本に出合えました。